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森法相、未明に異例の反論会見 「ゴーン被告、看過できず」

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    拓殖大学大学院 客員教授

    森法務大臣が今回は迅速に未明の反論会見をした。出入国管理制度、裁判制度を守る法治国家、日本の司法のトップとして適切な対応だった。確かに、ゴーン被告が不満があるなら日本の裁判のなかで潔白を証明すべきだ。大きなケースの中に隠れて脱出してレバノンで選別したテレビ会社の前で記者会見をするという行為に対しては、日本政府は全面批判するほかない。不法出国状態を解消することから始めましょうというのが正論だ。ただ、ゴーンは欧米のメディアの同情を誘う話術で広報活動を展開し始めた。ゴーン被告の自分勝手さを欧米のメディアに理解してもらう広報活動が必要になっている。これは法務大臣の仕事ではないが。会社のカネを親族のサポートを得て私的に流用した容疑は濃厚であり、日本の取り調べ手続きが基本的人権に反すると言って容疑が晴れるものではない。「ルノーと日産の統合構想に危機感を持った日本政府とゴーン以外の日産首脳陣が、ゴーンに対してクーデターをおこした」というゴーンの説明は欧米のメディア、企業関係者らは簡単に納得してしまう。これを計算に入れたゴーンの巧みな記者会見だった。
    日本には課題が残った。容疑者の取り調べの方法について、国際的なスタンダードに近づける努力が日本には必要だ。そうしないと、とんでもない背任容疑者が「正義の味方」のように思ってしまう欧米人が増えてゆく。今回の一連の出来事は、全てを一緒にして、「けしからんゴーン被告」という説明のみで終えるわけにはいかない問題点を含んでいる。


  • 不動産 万年ヒラ

    このようなケースで、日本側がしっかり反論することはとても良い事だと思う。

    しかしゴーンの会見は、CNN、Bloomberg 、BBC、ロイターなどメジャーなメディアでトップで扱われ、彼の主張がしっかりバッチリ記載されている。
    珍しくyahoo(US)でも記事になっていたのでリアクションを見たが、日本の司法や日本そのものに対する非難が殆ど。

    「ゴーンに起きたことは(日本企業に関わる)全ての非日本人に起き得ること」「99%の有罪率はもはや正義ではなく、北朝鮮などで見られる現象だ」等々。

    この事件の注目の高さと、彼の主張が英語圏の普通の人々(知識層だけでなく)に広く浸透していることが伺える。

    対して森法相の反論会見の記事は、海外メディアでは取り上げられていない。

    やはりただ単に会見するだけでなく広報戦略を考えて欲しい。あちらのメディアに生出演なりして少なくとも英語で話さないと、英語圏では目にすら触れないでしょう。
    ※徴用工問題の時は、河野大臣はBBC単独インタビューに、対するカンギョンファはHardtalkなんかに出演してましたね。


  • (株)STK GLOBAL取締役 弁護士・税理士

    法務省サイト内(※)に会見内容が書かれていたので読んでみたのですが,正直,的を射た反論になってない部分もありますね。

    ※ http://www.moj.go.jp/kokusai/kokusai03_00011.html

    人質司法のくだりに関してはすでに別記事含めてコメントが多々あるようなので,それ以外の部分を見ますと,たとえば,

    >取調べが長時間であること,弁護人の立会がないこと等取調べ全般に対する批判がなされたが,そもそも,我が国においては,被疑者に黙秘権や,立会人なしに弁護人と接見して助言を受ける権利が認められている。また,適宜休憩をとるなど被疑者の人権に配慮した上,録音録画の実施を含め適正な取調べを行っている。

    ・・の部分ですが,黙秘権や立会人なしでの弁護人接見を認めているのは他の先進国でも同様で,取調べに弁護人の立会いを認めていないことの正当な理由にはなっていないと思います。
    (単純な比較は難しいので,安易に海外の例を持ち出したくはないのですが,たとえばイタリアでは,90年代には,すでに取調べに対する弁護人の立会いが認められています)

    ・・以下はしょうもない愚痴ですが,私も,一応それなりに刑事弁護をやってきて,社会から全然注目されないような事件だったとはいえ,「検察官が(弁護人が指摘する証拠を)開示しなかったのは訴訟手続の法令違反に当たる」とか,「検察官によるいわゆる証人テスト(※2)において,証言内容に関する行き過ぎた誘導や暗示があったことは否定できない」とかいう高裁判決を得たことがあります。

    こういう判決を得ても実務はピクリとも変わらなかったのに,ゴーン氏が「逃亡したこと」をきっかけに制度が見直されるとしたら,現場の頑張りって何やろうなと,それはそれで何とも微妙な気分になりそうです・・。
    まあ,ただの自分勝手な雑感ですが・・。

    ※2 検察官が有罪を立証するために証人を法廷に呼んで尋問する場合,通常,検察官と証人との間で数回リハーサルが行なわれます。
    裁判所にも私の問題意識が(珍しく)認められた事件では,よほど証言を矯正したかったのか,検察官による証人テストが(確か)5回か6回も行なわれていました。


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