日産、ゴーン氏の損害賠償請求など法的手続き継続－レバノン逃亡でも

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注目のコメント

• 山本 憲資

  Sumally Founder＆CEO

  ・2020年01月08日

  "複数の関係者は匿名を条件に、日産がゴーン被告グレッグ・ケリー元代表取締役による不正行為の調査に、弁護士や調査員、警備担当者の費用なども合わせて計２億ドル（217億円）以上を費やしていることを明らかにした"
  
  特にカスタマーを危険に晒したわけではない（350億円規模の）背任の疑いを200億円かけて調査するって、こちらも背任に近いだろう。ゴーンの350億は間接的にであれ（最強に好意的に判断すると）大きく企業価値を高めた費用なのに対して、こっちの200億は何も生んでいない。
  
  この費用、ゴーンに請求できるのかいな？ゴーンに500億円以上の資産があるとはさすがになかなか思えないけど。あと、刑事事件で国外で逮捕できないのは分かるけど、国境を越えた民事の賠償請求の扱いはどうなるんだろう。
  
  そして日産は日産で、そんなお金があるならオーストラリアに寄付でもしたほうがいい。もはや株式会社感があまりなくて、妙な正義感かわからんけど、どんなガバナンスになっているのか謎すぎる。