[ワシントン 7日 ロイター] - イランのザリフ外相は7日、米軍が革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことは国家テロに当たると非難した上で、イランは相応の対応を取ると表明した。

外相はCNNテレビとのインタビューで、米国の行動は「国家テロ」だと糾弾。「イランに対する侵略と武力攻撃であり、われわれは相当の対応を取る。しかしわれわれはトランプ大統領のような犯罪者ではないから不相応な態度は取らない」と語った。

また、トランプ氏が先週、イランが米国人や米国の施設を攻撃した場合、米軍は文化財を含むイランの施設52カ所の攻撃も辞さない姿勢を示したことについて、「文化財への攻撃は戦争犯罪に当たる」とし、トランプ大統領は戦争犯罪を犯してもいいと言っているようなものだした。