【英EU離脱】ジョンソン首相の瀬戸際外交で市場は混乱必至

2020/1/8
イギリスがEU離脱に向けて本格的に動き始めた。
2019年12月の総選挙で勝利を収めたボリス・ジョンソン首相はこれから、EUとの離脱後のルールを定める協定の交渉を本格化させる。
ここからは、少しでも自国に有利な条件を引き出すため、イギリスとEUの間の綱引きが本格化することになる。
そしてその交渉が、市場にとっては新たな不安材料になりそうだ。
欧州情勢に詳しい第一生命経済研究所の田中理・主席エコノミストが、これからのブレグジットのポイントを解説する。