エヴァンジェリスト・西脇氏に聞く、生産性向上40%を実現した日本マイクロソフトのコミュニケーション変革
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注目のコメント
非常に具体的な施策で、約40%の生産性向上大きな成果を上げているマイクロソフト社の働き方改革。
多くの企業が取り組んでいるにも関わらず、なかなか組織変革が進まない理由を、西脇氏が解説しています。
失敗してしまう4つのパターンは、誰もが頷ける内容ではないでしょうか。社内会議が①30分以内で、②5人まで、③そもそもコラボはTeams活用って、だいぶ踏み込んでますね。
あとは、ウチの働き方改革が以下の4つに当てはまってないか、常に注視しとかないとな。
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1つは経営層やマネジメントクラスが意識を変えられていないこと。私の拝見する限り、上手くいっている企業はトップが徹底して働き方の改善にコミットしています。
2つめはコストで問題を解決しようとしていること。オフィスや家具を新調するとかハード面の投資を改革だと考えている。目に見える変化はあるかもしれませんが、これは本質的ではありません。
3つめは労働時間に対する意識が甘いこと。労働時間に対して賃金が発生しているという考えでは働き方改革は難しいですよね。会社に出社してさえいれば賃金が発生する環境であれば、労働時間は長くなる一方です。
4つ目は働き方改革自体が目的化してしまっていること。なぜ働き方を変える必要があるのか、社内で定義し、しっかりと合意をとった上で導入していかないといけません。企業の方と話していて特に感じるのは、
①トップの方の意識の部分
②働き方改革自体が目的化してしまっている
この2つ。
特に①は、人事担当者の方と話していると強烈に感じる。
現場の一部の人だけが取り組んでいて、
トップが入ってこないので全社に浸透していかないんだろうな。
これに関してはデジタルとかの話じゃないからなあ。