Googleの元国際関係責任者が退職、「Googleは邪悪になってしまった」と退職の理由やGoogleの内情を暴露
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先日、異なる文脈で、このMediumの投稿記事がNPでもピックされてましたが(https://newspicks.com/news/4511258/)、投稿者のロスは私がGoogle在籍時の10年以上前は、アジア太平洋地区の公共政策責任者でした。
まさに10年前の2010年、中国という国家による検閲に抗議し、Googleは中国市場から撤退しました。その際もGoogle社内では大騒ぎだったのですが、Don’t be evil.を深く信じる私を含む社員はそれを英断として拍手喝采したものでした。
しかし、2018年には、GoogleはDon’t be evil.を自ら定めるGoogle’s 10 thingsから降ろし、Do the right thing.と言い改め、まるで自らの行動を正当化するような動きも示していました。
私の企業人としての信念には、Don’t be evil.であるだけに、このような変化は正直複雑な思いで見ています。創業者が経営から引き、持続的な成長が求められる公開企業は、市場を開拓するのが旨であり、当然の成り行きではありますが…。
理念ドリブンで成長を志向する企業が、いつかは常に直面する課題とは言え、GoogleがかつてのGoogleでなくなるのは(今に始まったことではないですが)、alumniとしては寂しいものです。