保険ショップ 販売適正に 生保、手数料基準を統一
日本経済新聞
4Picks
コメント
注目のコメント
生命保険協会は今春をめどに、代理店の評価を共通化する検討チームを立ち上げるとの話題です。
保険会社各社からすると、代理店への「評価」が手数料であるわけで、この代理店手数料を販売実績に加えて、今後は定性的な評価も加えていきましょうということです。
定性的な評価というのは、
・販売手続きや内部管理体制が問題ないか(不備率など)
・継続率
・苦情の発生状況
・担当者の資格取得
・ペーパレース手続きの割合
・家族構成のヒアリング
こうしたものだそうです。
一部はすでに代理店ランクという形で反映されているものもありますが、今後は業務品質に応じた部分を「業界共通化」して手数料に反映していこうという流れになっています。
「業務品質に応じた部分」に、どういう基準が採用されるか分かりませんが、実際の運用を2021年以降としているようです。
今度、代理店手数料にメスが入り、大きく制度は変わってゆくことでしょう。生命保険会社の保険代理店を評価する品質評価基準は、尋常じゃないレベルで各社バラバラ過ぎた。あれを各社分覚えろというのは絶対に無理。この基準が統一されるのは良いことだし、当社が取り組まなくてよくなったこともわかった
品質基準に、なぜか自社の販売ボリュームという項目を入れている会社もあります。結局そこかよ!とツッコミを入れずにはいられませんでしたが、業界統一となるとそれは無くなるんでしょうね。
ちなみに、
乗合保険代理店=保険ショップ
といつも表現されていますが、保険ショップ以外にも訪問型代理店、企業代理店などの形態があることを知っていただきたいですね。