「福祉MaaS」要支援・要介護の外出をもっと自由に…エムダブルエス日高 代表取締役 北嶋史誉氏
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地方では移動が困難な住民が増える。路線バスなども次々廃止。ドライバーの確保が難しい。一方、要介護者の朝夕送迎が必須のデイサービスでは日中や夜には車両やドライバーが時間を持て余していることが少なくない。福祉とつけなくても、これらが有機的に結びつけばMaa Sとして移動需要に対応できる可能性が開てくる。
先日行われた日本介護経営学会でも、こうした介護事業者が持つリソースの有効活用が新たな経営戦略の一つとして取り上げられていました。
福祉という幸せを保障する仕組みに注力してきた私たち介護福祉職や業界は、意外に社会課題に対応するためのリソースを持っているかもしれませんね。1日約240名が利用する大規模デイサービスは送迎車は1日約40台走らせ、そのルート組みが残業に。そんな中自動ルート作成システム「福祉Mover」導入。送迎ルートのみならず利用者ニーズも細かく表示させることも可能となり、施設利用日の利用者の送迎の劇的な効率化を実現。
これまでデイサービスば、何かに特化したものもありましたが、配車の問題などから近いところのデイに行かざるを得ないという現状もありました。
配車をAI管理とすることで、より遠くの利用者も受け入れることができるようになり、デイサービスの形態もそれぞれ特徴のあるものとし、利用者がバリエーションを選べるようになっていきそう。
個人的には脊髄損傷や神経難病など、若い方向けのデイとかたくさん増えれば良いのになぁと思いました。