「生き続けるためにはノーチョイス」 オリンパス、覚悟のトランスフォーム
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オリンパス。
収益性向上、指名委員会等設置会社への移行と社外取締役の増員、管理職の人事のグローバル共通化、アクティビストからの取締役受け入れなど、昨年来の改革が進んでいます。
と言っても、記事にもあるように基本的な事業戦略は従来路線と大きく変わる印象はなく、戦略の履行を担保するための経営の箱の作り直しを外科的に行っているところがポイントでしょう。特に治療機器事業は競争相手がメドトロなどの大手で、これと戦うには従来のやり方では難しいという判断があると思います。
今後M&Aを進めるにしても、PMIの実効性を高めるには経営体制のグローバル化が必須だと思います。その意味でも改革の成果を定量・定性両面でしっかり見守りたいと思います(粉飾、社員との係争、あるいはリユース機器の安全性確保など負の遺産の完全整理を済ますことも避けられませんが)。