相模原事件、責任能力が争点に 8日に初公判 被告なお障害者の存在否定
コメント
注目のコメント
論点が複雑に絡まって混乱しそうな争点です。
被告の主張は「障害などがあって意思疎通ができない人は社会にいるべきではない」から殺害したというもの。その被告自身に人格「障害」という認定がなされ、意思能力がないと判断されれば罪に問われない可能性があるものの、仮にそうなれば今度は被告自身の主張によって、被告自身は殺害されるべき、つまり死刑になるべきという論理に行き着きます。
一方で意思能力があると判断されれば殺害人数からして死刑は免れない可能性があり、今度は被告自身の主張に反して社会にいるべき人のほうが存在を消されることになります。果たして被告側は自分の論理で法的に矛盾のない主張をすることができるのでしょうか。