航空産業のアジア連携促進=マレーシアと初の協力枠組み
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「東南アジアで最大の航空宇宙産業国」は、今のところシンガポールでしょうね。保有している人工衛星もASEAN諸国で一番多いです。
欧米の航空産業大手が東南アジアに期待しているのは、ハブ空港(主にシンガポール、クアラルンプール、バンコク)においてメンテナンス、修理ができることでしょう。シンガポールの政府系企業STEがこの分野においては東南アジアでトップであると思われます。
移動・輸送手段としての航空機の需要は東南アジアで伸び続けていますが、独自の航空機生産は、前提となる産業がまだ発展していないので、やるとしても外国に依存せざるをえないでしょう。インドネシア政府が1980年代に国産航空機生産に乗り出しましたが、当然ながら商業的には失敗し、取り止めになりました。日本の経産省がマレーシア政府との協働に動いているというので、気になっていましたが、こういうことでしたか。航空機産業は、競争も激しく、技術水準も要求が高いので、大変でしょうが、やるからには、しっかりと取り組んで頂きたいですね。
本日は、クアラルンプールにいますが気温31℃と、香港から来ても暑いと感じます。そして、街にも人が多い。アジアはほんとに広く、活気もあり、まだまだポテンシャルのあるところだと思います。