アップルCEO、19年度報酬は135億円-賞与減少で前年下回る
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注目のコメント
スティーブ・ジョブズ最大の功績は後継者を作ったことです。アップル信者にはなかなか受け入れられないかもしれませんが、株式市場はティム・クックを評価して今の株価出してますからね
ティム ・クックについて書かれた本によると最初彼がコンパックから移ってきた時は上級副社長で給与は年収4200万円ほどだったとか。
ティム がAppleに来てから変わったことは数多くあり、オペレーションは急速に改善した。潰れかけていた Appleを実質的に救ったのは彼の貢献によるところが実は非常に大きい。
有名なジョブズの「黒字化したんだよ」というプレゼンの背景にはティムのオペレーション改善指示による在庫回転日数の劇的改善など目に見えるものだったが、当時はティム自身がそこまで自身を対外的にアピールする機会は無く、彼が知られるようになったのはジョブズがCEOとしての職務を手術などにより全う出来なくなってから。それまでは知られていない存在だったため、彼のオペレーション担当VP時代の功績があまり世には知られていない。
あと、AirPodsもApple WatchもApple PayもApple MusicもBeats買収もティムの時代のもの。iPhoneの台数を持ち直させたのもティム時代だし、株価が異次元のレベルに突入したのもティム時代。環境対応なども劇的に改善してる。
ビジョナリーではないかもしれないが、チーム運営であるとか会社運営という観点、つまり、経営者としての手腕は彼の方が優れている。
追記
ただし、前述のティムの本が面白かったか?と言われると答えはノーである。ジョブズの本ではその破天荒な彼の葛藤であるとか、破綻劇が描かれていてそれは劇的だ。しかし、ティムはあまりにも本では普通描かれるはずのプライベートが無いし、家族も出てこないし、Appleという会社の施策=彼の人生くらいには淡々とその時その時で最善の手を打ち続けている。これからもそうするだろう。ティム・クックの報酬は135億円。100億円越えが珍しくなくなってきてる。ティムはジョブズからの引き継ぎを完璧に行なって、Apple WatchやAirpodsという独自製品を成功に導き、サブスクへビジネスモデルも転換させ、SDGsの最先端にAppleを持っていったと貢献は大きい。それにしてもこの超巨額の報酬はどうなんだろう?? 自制心を失った資本主義は暴走して二極化を広げまくってしまう