大迫傑「箱根の利益はいずこに」為末大氏からも疑問の声/駅伝
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注目のコメント
まずおさらいですが、箱根駅伝の主催は関東学生陸上競技連盟、共催は読売新聞。全日本大学駅伝は朝日新聞と日本学生陸上競技連合、出雲駅伝は出雲市と日本学生陸上競技連合になります。
私は利益の配分などの内実は分かりませんが、はたから見ているとそろそろ学生主体の運営(少なくても主催が学生連合である点)は厳しくなってきたと感じます。余りにも巨大で人気スポーツになってしまった。
例えば片道100キロのルート警備にしても、警視庁と神奈川県警に先導車を出してもらいSECOMに警備を依頼し、ルート上にある各中継所の警備もするって、簡単に書けるけど物凄く大変なオペレーションをしてます。ハッキリ言って今までは大きなトラブルがないのが奇跡とも言えるかと。事実、たすきを渡す相手がいなかったり、渡した選手が危うく車に引かれそうになったりと、大事に至らず良かったけれども惨事が起こりかねないヒヤリハットも過去ありました。
またよく言われる箱根の全国化も、関東学生陸上競技連盟が主催である以上難しいのでは。
これだけ巨大化してしまったイベントですから、やはり三大駅伝は学生ではなく公益財団法人の日本陸連辺りが主催となり、しっかりと人員を付けてお金の面も透明性のある運営をする時期に来てると感じます。もしそうなれば、箱根を全国化するのも陸連主導になりより円滑に出来るかと思います。こういうところを明確にするためにUNIVASができたのでは?
なるほど、(公社)日本学生陸上連合は加盟してないんだ…。
素晴らしい競技と大会の発展を願うのであれば、歴史と伝統、圧倒的なコンテンツ力でこの点をうやむやにしてはいけません。
【大学スポーツの振興に関する検討会議最終とりまとめ(案)概要】
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/005_index/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2017/03/28/1383439_3.pdf
※<2>の3を参照
【ユニバス加盟団体】
https://www.univas.jp/about/#organization私はビジネス推進派ではありますが、スポーツコンテンツの価値の最大化が結局は関係者の利益最大化の肝だと思っています。
既得権益ではなく、全体利益の最大化という概念を共有したいです。