[シンガポール 3日 ロイター] - アジアの原油先物市場で北海ブレントが約3ドル急伸し、昨年9月以来の高値をつけた。米軍がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官ら2人を空爆で殺害したことを受け、中東情勢の緊迫が原油供給に影響するとの懸念が広がっている。
ブレント先物<LCOc1>は約3ドル高で9月17日以来の高値となる1バレル=69.16ドルまで上昇。
米WTI先物<CLc1>は63.84ドルまで上昇し、5月1日以来の高値をつけた。
[シンガポール 3日 ロイター] - アジアの原油先物市場で北海ブレントが約3ドル急伸し、昨年9月以来の高値をつけた。米軍がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官ら2人を空爆で殺害したことを受け、中東情勢の緊迫が原油供給に影響するとの懸念が広がっている。
ブレント先物<LCOc1>は約3ドル高で9月17日以来の高値となる1バレル=69.16ドルまで上昇。
米WTI先物<CLc1>は63.84ドルまで上昇し、5月1日以来の高値をつけた。
(c) Thomson Reuters 2024 All rights reserved.
日本の貿易は、原油輸入で生まれる中東への赤字を米国への輸出で埋めて、収支のバランスを取る形です。海外への投資で稼ぐ貿易外の所得が大きいので、貿易収支で多少の赤字が出ても経常収支の黒字は維持できますが、前回、原油価格が100ドルを超えて貿易赤字が膨らんで経常収支が赤字に陥った時は、ちょっとした騒ぎになりました。
政府が大きな赤字を抱える我が国は、民間が政府の赤字を埋めていることを示す経常収支の黒字が経済と通貨を安定させる大きな拠り所。米国から貿易黒字を減らせと圧力がかかる中、原油価格が上がって産油国への赤字が大きく膨らんだら大変です。70ドル程度ならガソリン代が上がって生活がちょっと苦しくなるくらいで済みますが、暴騰したら大変です。米国が原油の純輸出国に転じてかつてほどの急騰圧力は無いのでしょうが、中東の動きから目が離せない・・・ (◎_◎;)
原油価格による物価、消費はもちろん、この原因となった事件で株式市場にもじわり影響かと。トランプ氏再選へも思惑にもどう影響か
マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか