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マネー逆流 失われる規律 〜逆境の資本主義3

日本経済新聞
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  • アニマルスピリッツ 代表パートナー

    上場企業が自社株買いを積極的に進めているのは悪い話じゃないでしょう。節度のない未上場株投資に振り向けたり、溜め込んだりするよりは、よほど誠実な態度だと思います。自分たちで成長するビジネスの種が見出せないのであれば、株主還元を通じてなるべく世間に還流した方が良い。
    それに、プロ筋の方が個人よりも有利と割り切るのも早計でしょう。年次のパフォーマンスでいちいち評価されるプロよりも、割り切り方次第でよほど良いパフォーマンスも狙えるはずです。少なくとも情報の非対称性の激しい不動産投資などと比べたらよほどマシなはずです。

    一方で、「有望な未上場企業にファンドなどが巨額を投じ、上場は彼らの利益確定の場となっている。「旬」を過ぎた上場後には値上がりが限られ、個人投資家は利益を得にくい構造になった。」という指摘は、それなりに重く受け止める必要があると感じます。

    投資はあくまで自己責任ですし、未上場株の投資家が自己のパフォーマンスの最大化を目指すのは当然の話です。また上場企業とはいえ、まだまだ未熟なスタートアップのボラが激しいのもまた当たり前のこと。うまくいかない会社の方が多いこと自体は仕方がありません。
    一方で、ババ抜きのように、上場後にピークアウトするようなスタートアップばかりが目立つようでは、スタートアップという取り組みそのものが世間からの信任を得ることはできません。世間からの信任を得られないものが、社会に根づくこともないでしょう。

    この点、本邦で危うく感じるのは「ユニコーン信仰」です。
    世の中に大きなインパクトを及ぼすスタートアップ
    の象徴がユニコーンであるにも関わらず、「ユニコーン」という言葉がキャッチーであるがために、ともすると一人歩きし、「バリュエーション1000億円以上の未上場企業を増やすこと」を目的化した政策や、野放図なバリュエーションがなされることを危惧しています。
    目的の是非を問う力はともかくとして、設定された目的に過剰最適する点において、本邦の官界や大組織は極めて「優秀」だと感じます。
    自分がババを抜かぬ限りにおいて、ここに起業家、投資家、政官の思惑は見事に合致することでしょう。
    もしこうした会社が上場した場合、割を食うのは上場株投資家です。早晩「だからスタートアップなんてロクなもんじゃない」という論調が吹き上がることを非常に懸念しています。


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    証券アナリスト

    1. 企業の自社株買いの増加
    金利低下で加重平均資本コストが下がった上、それでも有望な投資先が少ないのが自社株買い増加の要因と思いますが、それに加えて大手上場企業のエコノミックレントが大きすぎるのかもしれませんね。
    2. 未公開株市場の隆盛と大衆の疎外感というのも共感できる論点。と言ってもこれはプライベートエクイティへの投資の門戸を広げれば解決できそう。
    3. CPグループの鶏卵工場。これが1番の驚きでした。ぜひご一読を。


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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    世界の労働分配率は低下傾向にありますが、企業のISバランスなんか見ても、特に日本企業の貯蓄超過が突出しています。
    ただ、比較的家計への分配が上手くいっている米国でも、富裕層に分配が偏ってますので、中間層はそんなに潤ってません。


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