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HOYAと東芝で争奪戦! ニューフレアってどんな会社?

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  • 製造業 Marketing Manager

    ニューフレアテクノロジーの立ち位置を業界目線で分析した良記事。

    (以下本文抜粋)
    このマルチビーム対応でニューフレアは遅れを取っている。主要顧客に評価用装置を納めたものの、設計変更が求められる状況となっており、東芝の公開買い付けに関する文書のなかでも「当初想定よりも開発が2年遅れている」と記載されている。

     マルチビーム世代では、オーストリアのIMSナノファブリケーションと日本電子の連合軍が先行しており、現状では圧勝といってよい状況だ。日本電子のマルチビーム描画装置の受注・販売台数も順調に伸びており、19年度は受注台数9台、販売台数7台を見込んでいる。

     向こう2~3年は、シングルビーム対応機の需要も一定程度残るとみられているが、半導体メーカーや外販マスクメーカーのマスク製造ラインにおいて、シングルビームの描画装置はこれ以上増強する必要はなく、逆に余剰化する恐れもある。そのため、マルチビーム対応機を市場に投入していかなければ市場で生き残っていけない。

     ニューフレアも巻き返しを急ぐ。19年度第3四半期に5nm対応のマルチビーム対応機「MBM-1000」を完成させるとともに、3nm世代に対応した「MBM-2000」の開発も進める。ただ、5nmに関しては時間的な猶予が少なく、「IMSがシェアを独占する可能性」(証券アナリスト)もあるという。

     仮に3nmで巻き返すことができたとしても、向こう2~3年は業績低迷が避けられないとみられており、東芝に対抗してTOBを発表したHOYAの勝算はどこにあるのか、その真意は計りかねる。

     HOYAと東芝の争奪戦に目が行きがちな今回の案件ではあるが、ニューフレアの現在の立ち位置を分析すれば、両社にとって「ニューフレアを買収する必然性」が必ずしも見えないのが実情だ。


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