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地方で育った私は、思春期の頃「東京出身ってどういう状況?!」と本気で思ってました。当時の私にとっての「東京」は、東京駅であり、新宿の高層ビル街であり、池袋ウエストゲートパークの世界でした。特に00年代前半頃のドラマやJポップでは、東京はアングラだったり非日常的に描かれることが多かったような体感があります。「東京の日常を美しく描く」ことに新海監督の新しさを見出すのは、おもしろいアプローチだと思いました。

記事にジャンクフードへの憧れについて言及がありますが、育った場所や環境に関係なく、ジャンクフードでパーティーするのがやけにテンション上がる感覚は多くの人が持っているのではないでしょうか。何となく悪いと思われることを、大人不在で自分たちだけでやってる感覚。(ちなみに私もこのシーンで超テンション上がりました笑)
2010年4月に新社会人になった頃、北千住の少し上の梅島というビートたけしが生まれ育った街に東京で初めて住んでいたのですが、引っ越し初日から駅に降り立った時に若者の喧嘩を見て、なんとも凄い街に来たものだと思ったものです笑。

あとその頃、スカイツリーが建築真っ只中で通勤しながら日々高くなっていくスカイツリーを見ながら、東京は高い建物が多く、空がごちゃっとしてるなぁと。

個人的に香港や上海の正月を見ていて、東京ももう少し引き算の美学というか、今あるもの、日常の美学を磨くというか、足るを知る的な考え方が出来ると良いなぁと思ったりもします。
訪問先としての東京と住む土地としての東京は全然違うよな、と訪問先として東京にいる割合が増えつつある自分も思います。

ブラジル人からもよく「日本みたいな良い国からなんでブラジルなんて来たの?」と聞かれますが、その時の答えがこの二つの「TOKYO」の違いです。
いつも独特な視点からの論評で楽しませていただいている森永さん、以前、日本アニメの魅力についてインタビューさせていただいた時もユニークかつ説得力がありました。
「君の名は。」もそうでしたが、みるたびに新しい魅力に気づくので何度も見直してしまうのが新開監督の作品ですね。
新海監督の描く東京は確かに描写が細やか、かつ美しい。
「言の葉の庭」で描かれる新宿御苑も素晴らしい。
以前、東京のジオラマを見せて驚いたのが、東京はニューヨークの何倍も広いということ。

しかも一つの都市の中に、浅草のような歴史を感じる街、銀座のような大人の街、お台場のようなシーサイドの街、渋谷のような若者の街、六本木のような夜の街がギュっと詰まっている。

死ぬまでに味わい尽くせないくらいの魅力があるはず。

まだまだ知らない街なので、もっともっと知りたい。
似たような”リアリティ”でも、ファンタジー性が強いジブリ作品とは違い、新海氏のそれは限りなく現実的で、だからこそより身近に感じられ、だからこそ実際以上の美しさをそこに見るのかもしれません。

東京という街は自分にとっては「訪れる場所」でしかなく、あくまでもタイピカルな「一国の首都」という思い込みがずっとありましたが、ここ数年は「東京らしさ」というものが、うまく言葉に出来ませんが、あるような気がしています。
森永さんの持つ東京的透明感と新海作品にはシンクロニシティを感じます。
ちょっと何言ってるかわからない
この連載について
いま世界が知るべき、新しい日本人の「顔」は誰なのか。2020年の東京五輪で注目される「TOKYO」を中心に、新しいムーブメントを生み出す起業家、アーティスト、アスリートらを紹介する。