働き方縛るモノ作りの残像 〜逆境の資本主義2
日本経済新聞
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注目のコメント
就活時期に触れた経済環境がその後の経済への観念を規定すると以前Newspicksの記事で指摘がありました。
リーマンショックや3.11で終身雇用や命の刹那性を視た若者の価値観から学ぶことが沢山あるように思います。今の主流の働き方なんて、人間が生きてきた中でそんなに長い期間を占めていたわけではないです。
あくまで今の常識は、テンポラリーなものなのです。
そのことに気付くのが大事です。生産年齢人口の減少が世界的な課題になる中、2016年に日本政府が掲げた「働き方改革」は、ライフスタイルの多様化を背景に、より柔軟で、効率の良い企業体質を社会全体で作っていくことを目指した政策。
なかでも、企業の「生産性向上」は改革の重要テーマのひとつであり、近年、企業側の取り組みがますます注目されている。
また、生産年齢人口は今後、日本に限らず中国などでも減少していくと言われており、そうした社会問題への対策が急務になっている。
それだけではなく、デジタル時代は労働の価値そのものが変わる。
「知」が価値を持つ今は、年齢や肉体の衰えとは関係なく優れたアイデアを出す人が果実を得る。新しい地平の働き手を支えるデジタル化が、資本主義を成り立たせてきた資本家と労働者の境界を消し始めた。