SBIが手数料ゼロ戦略をしかけた2つの理由──ネット証券の大再編が始まる2020年【北尾社長インタビュー】
CoinDesk Japan
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日本の証券界の慣習を破ったという点では戦略ですが、画期的な戦略とは言えません。
既に、アメリカでも行われており、日本でも暗号資産(仮想通貨)業界で行った手数料ゼロをそのまま模倣しただけですから。あと、最近では大手決済事業者が加盟店手数料無料を謳っています。
手数料ゼロにすれば、商品で差がつかないのですから、大きなシェアを持つ大手が勝つのは当たり前です。
団子状態のネット証券で圧倒的シェアを取りたいからそうしたのでしょう。
それに手数料ゼロと言っていますが、売買手数料など一部の手数料をゼロにしただけで、例えば、投資信託の手数料の本丸である信託報酬はしっかりと得ていますから。インターネットビジネスの原理は、ここでも有効。
「手数料ゼロ化に向けて動きます」と発言した理由
1つ目は、新規参入者のエントリーバリア(参入障壁)を高くすること。
2つ目は、厳しい環境下で生き残り、シェアを獲っていくため。アメリカはまだ金利があるから、預り金を集めれば集めるほど収益を増やせる構造があるけど、日本はそれが見込めない。
だとすると、複雑な金融商品を売るインセンティブがまた強まらないかなー
このセクターは抜本的にビジネスモデル変えないといけないけど流動性も日本だとあまりワークしないし、データ以外難しい分野だなー