[30日 ロイター] - 年末を迎えた30日の米短期金融市場で、銀行や企業が資金調達する際に支払う翌日物レポ金利<USONRP=>が1.55%と落ち着いて推移した。

ニューヨーク連銀はこの日のレポオペで、翌日物308億ドル、15日物83億ドルなどを供給したが、それぞれの供給額は予定額を下回った。

ある市場関係者は、レポ市場が逼迫(ひっぱく)する兆候は見られないとした上で「米連邦準備理事会(FRB)が十分な資金を供給してきたため、銀行は大掛かりな貸し渋りを行う必要がない」と指摘した。