在外邦人にネット投票 1月に実証実験 22年参院選にらむ
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私の場合、在シンガポール大使館に出向いて、投票用紙に書いて、目の前で封筒を2重に綴じられ、それが物理的に日本に輸送され、日本で開封して開票する、それが今のやり方です。
投票場所にはボランティアスタッフがざっと50名近くおられます。それが期日前投票期間含めて2-3週間。
それが世界中津々浦々の大使館等で繰り広げられている。気の遠くなる非効率。
なぜインターネット時代の過去四半世紀、誰も何も疑問に持たなかったのかというほうがむしろ不思議でなりません。ついにきた。といった感覚です。私はフィリピンのセブ島に住んでいるので、領事館に行けば投票できます。
しかし、海外で領事館から遠くに住んでいる方や、そもそも、領事館が無い場所に住んでいる日本人が投票をするのはとても大変でした。
海外にいて、日本の選挙に投票するのは、自分が日本人として頑張っているんだと実感できる時です。
早く実現してほしいと思います。海外の方だけでなく、国内でもネット投票できるようになると良いです。
私は混雑を避けるため、いつも期日前投票をしています。
マイナンバーカードにはインターネット上での本人確認ができる電子証明書が入っているため、マイナンバーカードを全国民が持ち、全国民がICリーダーを持てば、インターネットでの投票が実現できます。
しかし、マイナンバーカードには、以下のような問題点があります。
①マイナンバーカードの保有率は2割程度であること、
②マイナンバーカードとICリーダーには相性があり、全てのリーダーで読めるわけではないこと、
③電子証明書を使うには英数字6桁の暗証番号を覚えていること
①は、国としてマイナンバーカードを持たないことの不便さを訴求することで保有率を高めようとしており、徐々には浸透しています。
②は、マイナンバーカードのICチップの規格をタイプBにしたことに問題があります。タイプBは一般的にセキュリティが高いというのが総務省の主張ですが、実は日本で普及しているFelicaもそうは変わらないのです。しかし、タイプBは住基カードの時代から採用されており、検証の時間もなく、タイプBで押し切られた経緯があります。しかし、国内のICリーダーはタイプBを読めるわけではないですが、全てFelicaを読めます。理由はタイプBは大きな電力を必要とするため、リーダー側に工夫がいるのです。
ですので、Felicaの方が適していると言えます。
③はお年寄りの方は辛いです。時期的に難しかったのですが、生体認証の方が優しいです。
ですので、私としてはマイナンバーカードはもう少しきちんとした検討が必要であったと考えています。