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東京五輪とともに、日本の2020年代が幕を開ける。これからの10年は、どんな時代になるのか。各分野のトップ経営者や有識者が大胆に予測する。
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RIZAPブランドで展開するジム、ゴルフ、英語、料理分野などの自己実現のためのトレーニングを展開。また、買収含めてイデアインターナショナルやJEANSmateなどの生活雑貨・アパレル、健康食品なども販売。一方、買収企業の減損損失などを背景に、2018年度から売却も進める。
時価総額
2,192 億円
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スナック菓子国内首位。主力のポテト系スナックに加えて、シリアルのフルグラ急拡大。海外では北米、中華圏、英国、インドネシアを重点地域とし、各地域に合わせた施策により商品のローカライズを進める。
業種
菓子
時価総額
4,570 億円
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単純に居心地の良い会社を目指す経営者だと厳しいということでしょう。
本来はソフトランディングできることをハードランディングにする意味ってあまりないでしょう。
これによって企業の信頼性を大きく損ねたのは事実です。
これが「プロ経営者」なのでしょうか。
むしろ、バブル崩壊後の政策対応を誤り、長期デフレを放置してしまったマクロ経済政策が停滞の主因かと思います。
これで日本の経営者のマインドも委縮してしまったわけですから。
1.日本の企業社会の現実を直視せよ
2.若者は何よりもまず、しっかりと根気よく学べ
そして背後には、この課題を感じる。
3.プロ経営者はこれから先、もっと必要になる
日本企業の競争力低下は、深刻な問題であるが、1の大きな流れを理解しなければ、変革の方向を見誤ることになる。そのことを理解せずに、闇雲に頑張っても、効果を生み出せない。だが、効果が出ないからとすぐに場所を変えてしまっては、スキルが身につかないので、ジョブホッピングをするしかなくなってしまう。ただ、米国のMBAに行ってスキルが身につくかどうかは判断を留保したいが。
同時に、こうしたことが大きな問題があることを踏まえれば、ここに挑む経営者の存在は不可欠であろう。
プロ経営者という存在がどういう存在なのか、自分は正直それほど興味を持ってこなかったのだが、『他者と働く』の出版に際して、『リーダーの現場力』著者、迫俊亮さんとの対談を通じて、プロ経営者の重要性を非常によく理解できた。
(参考: https://bizzine.jp/article/detail/4018 )
内側で変えられないなら外側の人間に、という単純な話ではなく、変革には変革の独自の能力が必要で、それを有した経営者が日本にはあまりにも少ないように思う。その変革者がプロ経営者である必要は必ずしもないが、変革はどうあがいても絶対に避けられない。2020年を日本の企業社会はこのことを正面に置いていくことは不可欠だ。
余談ながら、新たな年から、自分の研究もこうした点をもっと明示するように、アウトプットをよく考えていきたいと感じた。
転職について語られているが、変化の激しい今、回数より動機と結果で考えたい。 転職は、逃げるためではなく自分が納得する結果を出せるかどうかだ。
「パイオニアでは2020年2月、将来のリーダーになれるようなキラッとした人材を探すべく、松本経営塾を始める予定です」
企業のありようと、働く姿勢についても語られています。
「会社は厳しく、温かくないとダメです」
「繰り返しますが、まずはそこそこ勉強せよ。そして自分で仮説を立てて、試してみろということ」
スシローの社外取締役からは気持ちが離れているという告白もあって驚きました。
「与えてからやらせる」という「順序」のくだりもそうでした。まず先に登用・処遇して、厳しく求める。その方がフェアであり、意外とリスクが無い。それを松本さんは実際に示していて、ワタシなどは今でもその「順序」を守っているつもりです。
「プロ経営者」とは?の定義はいろいろあるのだと思いますが、どのような哲学でどのような会社にしていくのか、これがあるか無いか。在り来たりですが、そこが大きいのではないかと思います。
1. 好奇心で社外取締役を務める
→それは良くないと思う。多分、会社に共感しているということを言いたいのだと思うけど、社外取締役は好奇心でなるものではない
2. その意味で、現職の社外取締役を務めるスシローについて、好奇心がなくなった…と言うのも良くないと思う。スシローの株主が聞いたらどう思うだろう?
3. RIZAPについては、あのはちゃめちゃな買収策は公認会計士の視点から見ると酷いけど、深く考えずに取締役になったと言うのはどうなんだろう?
それぞれの会社の株主は、松本さんを信任して取締役になって貰ったことが頭にないのかな?