「もしグレタさんが教え子だったら、どう評価?」ある先生の問いかけ
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「グレタさんが教え子だったら、彼女をどう評価すべきですか?」そんな投げかけが現役の高校の先生から編集部に寄せられました。
たとえば自分の部下だったら、職場の後輩だったら…つい迷いを感じてしまうのは、「協調」とか「同調」といった日本ぽい価値観が頭をよぎってしまうからかもしれません。卓越した問いかけ。
記事もとても考えさせられる。
結局のところ日本は、「勝ち得た民主主義」ではなく「与えられた民主主義」の国で、誰も身近に民衆が政治を大きく変えた体験を語れる人もいない、自分事になれる人もいないというのもあるのでは。
誰もが踏み込んだ政治的発言を避ける空気の気持ち悪さ。世間的に『グレタさんに肯定的な評価しないといけない』みたいな空気も感じるんですよね。
16歳の少女が言ってるからという側面が強くなりすぎてると思います。
実際、今までも環境問題を投げかける方はたくさんいたわけで、解決しないといけない問題なのも変わりはないわけです。
だから、グレタさんは環境問題の解決のための『きっかけ』としてはすごくいい作用を生んだと思います。
ただ、今後は怒り続けたり強い言葉を発し続けるだけじゃなく、維持期としての議論が必要だと思います。
各国の元首が皮肉を言って、それに皮肉で返すのも素敵ですが、そろそろグレタさんも大人の議論に切り替えていくと、より正しい肯定的な評価が生まれるかと。