中国、トヨタに罰金13億円 最低価格設定、独禁法違反と認定
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当局の真の意図は分かりませんが、記事通りの行為が事実であれば、独禁法違反は当然の認定です。
通常(国を問わず)、メーカーはブランド維持の為にリテール価格の不当なまでの安売りを回避する手段として、ディーラーマージンを薄くし、成果報酬(インセンティブ)の比率を増やします。
これは当然ディーラーの反発を買いますが、メーカーとディーラーの力関係がそのバランスを決します。
客観的に現象面だけを見れば、メーカー直営店が多く、メーカーの力が強い日本の状況の方が、むしろ例外的です。
想像の域を出ませんが、市場拡大が止まった中国メーカーがプレミアムセグメントへの参入に舵をきりつつある示唆の様にも思われます。
どの市場でも、自然拡大が終わった時点から真のマーケティング力が問われるのは自明。
トヨタも例外ではありません。
注目のコメント
レクサスは日本でも“安売り”を防いでいるように感じるけれど、どうなんでしょう・・・ メーカーによる直接販売やメーカーが売れ残りリスクを負う委託販売の場合は最低価格設定が独禁法違反になることはないはずだから“レクサス販売店”が売る日本とは事情が違うのでしょうね、たぶん。それにしても、罰金が本当に独禁法上の理由だけで科され、中国企業にも同じ基準が適用されているなら、いまや中国は並みの資本主義国家より独禁法の運用で“真の”資本主義国家らしいかも。罰金適用の“真の狙い”と高いこと自体が価値かもしれないレクサスというブランドの間でトヨタさんはどう対応されるのか (・。・;
トヨタが江蘇省内のディーラーに対し、レクサスのインターネット価格と同じにするよう求め、最低価格の設定に制限を加えていたとされているようです。
6月にもフォードが同じ制裁を受けているので、一連の独禁法違反キャンペーンで大手が狙われたんでしょう。
トヨタもシェアが1ー9月で2位になっているし、有名税は避けれないし、眈々と対応するんじゃないですか。
中国の歴史が長くシェア首位のフォルクスワーゲンのロビイング研究でもしてはどうでしょうか?