【ネタバレあり】『スター・ウォーズ』続3部作とは何だったのか 小野寺系が“失敗の理由”を解説
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注目のコメント
エピソード9、公開初日に観てきたのだけど、それなりによくできていたと思う。まぁ確かに過去のキャラが出すぎといえば出すぎなのはよく分かるんだけど観ていて面白かったし、シリーズを通じて、カイロ・レンを演じたアダム・ドライバーという俳優を発掘したのはひとつ大きい功績のような気もする。Netflixが制作したアダムとスカーレット・ヨハンソンのマリッジストーリーも観たい。
そして、この人の書いている新鮮味がないという主張は、コンテンツを活かしたビジネスをバリバリに展開していく前提でルーカスフィルムを40億ドルもの金額で買収したディズニーに言ってもしょうがなくて、強いて批判の矛先を向けるのであれば、どちらかというとその判断をしたジョージ・ルーカス自身に、であるべきだろう。
ふと思ったが、庵野秀明監督のある意味手段を選ばない、エヴァへのこだわりっぷりにはそのルーカスの判断に対しては、どこか対象性があるとも言えるかもしれない。
そしてディズニーは、ルーカス監督の元気なうちにサイドストーリー的にもう一つの7・8・9を何かしらの方法で作ってみるのはどうだろうか。ディズニー資本で単純にルーカスに依頼すると、万が一請けてくれたとしても、やりたい放題尖りすぎた内容になりそうな気がするので、一定の一般性の確保のためにも共同制作の座組みを必須で。まぁそれはそれで大いに揉めそうだし、そういうのがイヤで会社ごと売却したんだろうけど。
そう思うとどのようなかたちでも、なんだかんだまずは世に出たことが素晴らしく、なくなるよりは続いたほうがいいという観点では、ジブリとかもピクサーに買収してもらえばいいのにな、とも思ったりもする。手塚プロもそうなんだよな。コンテンツを長く活かしていくのもいろいろと大変だ。