いきなりステーキ、資金調達 69億円想定、事業立て直しへ
コメント
注目のコメント
「いきなりステーキ」を運営するペッパーフードサービス。
2019年12月期第3四半期に19億2200万円の赤字計上、資産の合計額260億円に対して負債が246億円。
純資産14億円という首の皮一枚で債務超過を回避(?)してます…が、負債比率1757%。
600%を超えると早急な経営改善が必要と言われる中、軽く1700%超え。
通期の純損失は25億円…
大塚家具
久美子
「最後まで株主の為に頑張ります」
ペッパーフードサービス
一ノ瀬
「最後まで株主の為に頑張ります」
ペッパーフードサービス<3053> 12月27日(本日)の株価、
年初来安値更新1283円の安値を付け、1294円引け。
飲食店での直営店、過剰出店によって導き出されたものは長期的な災禍になるとみて間違いないのですがいつの時代もこういった飲食店過剰出店はなくならないのはなぜでしょう…
第三者割当による新株予約権を発行して資金調達するとのこと。最大69億円の調達、主たる使途は借入金の返済。公募増資ではなく証券会社を引受先とする実質的な転換社債。24.75%の株数増加を考えると株価の反応が気になります。株価が下がれば行使価額が下がり、調達額が減るため、負債返済自体も心配が出るような懸念も。
急拡大のつけはなかなかハンドリングが大変です。
ああ、その前にお店に行かなくては。最近、私は遅れてのマイブームがいきなりステーキなので、気になって決算短信を見てみました。
12月決算ですが、第三四半期の段階で自己資本比率が4.8%まで減少しています。
元々自己資本比率が高くなかった同社ですが、前期末と比較をして、長期借入金が大幅に増えています。
(1年内返済長期借入金を含む 52億円⇒93億円)
これに加えて、本日、第三者割当増資と借入金による資金調達を開示しています。ちなみに長期借入金は41億円です。
これで経営立て直しを図るということかと思います。
バランスシートを見ると、とてもシンプルで事業モデルはシンプルですね。資金の流れが良く分かるので、これからはステーキを食べる時に四半期決算を確認することを思い出すようにします。