課題先進国・日本の「スマート農業」は世界の「食」を救うか
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世界を見渡すとオランダなどは小国であるにも関わらずICTの積極的な活用により世界2位の農作物生産量を誇る農業先進国になっているので、日本もやり方次第ではさらなる進化が可能でしょう。https://agri.mynavi.jp/2018_04_09_24273
日本でもスマート農業の事例が出てきています。
https://bunshun.jp/articles/-/15524
https://newspicks.com/news/4294827?utm_source=newspicks&invoker=np_urlshare_uid289374&utm_medium=urlshare&utm_campaign=np_urlshare
ここに地銀などがファイナンス面で絡んできくるとスケールアップもできて面白くなってくると思います。農業といえば、食を支える重要産業でありながら、意外と知らないことが多いものです。たとえば、食にはフードマイルや食品ロス、食の安全といったさまざまな問題があります。これらを解決するために、地産地消やトレーサビリティの推進、最近だとアーバンファーミングなど、それぞれ“点”の動きでソリューションを模索する動きはありました。でも、これを包括的に、かつ大規模に取り組んでいくには点と点を結んでいかなければなりません。
そんな中で、日本の大手農業機器メーカーのクボタは、トラクタやコンバインなどの農業機器の技術と、ICTやIoTの技術をもって、「スマート農業」を実現し、散らばった点と点を結び、農業に大きなうねりを起こそうとしています。さらに点と点を結ぶだけでなく、生産から消費者までのサプライチェーンを再構築しようとしている。お恥ずかしながら「儲からない」「辛い」というような、イメージを持っていた自分にとっては目からウロコ。将来、日本発の農業システムが、世界を変えるかもしれません。農業は、面白い未来が待っている予感がします。日本の一次産業には、大きな可能性があると思っています。
一方、農業が経済合理性が働く産業でないこと、工業では考えられない慣習が残っていることが発展を妨げています。
この部分を変えなければ、いかにデジタル化やスマート化を図っても、成長産業にはなり得ないと思います。
