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JDI在庫100億円過大計上か 第三者委を設置、背景を調査へ

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    金融・企業財務ピッカー / 京都大学大学院在籍

    在庫の過大計上は、製造業企業が利益を作るために行う粉飾決算の典型的な手法です。

    JDIのプレスリリースはこちら。
    https://ssl4.eir-parts.net/doc/6740/tdnet/1779746/00.pdf

    > 「当社は、この度、特別調査委員会から、現在までの調査において、過年度に在庫を累計100億円程度過大に資産計上し、その後当該過大在庫を全額取り崩していた疑義など、本件について具体的な疑義が存在することが判明した旨の指摘を受けました。」

    ---
    ちなみに私は、以前NPの特集記事「ファイナンス脳:決算書にダマされない。膿はバランスシートに溜まる」で、怪しい会計処理のポイントに関して次のように書きました。
    https://newspicks.com/news/3932314/body/

    ---以前の記事より引用---
    【製造業では棚卸資産がカギ】
    ソフトウェアと似た話で、製造業における棚卸資産もあります。

    工場の運営には、人件費や減価償却費、リース料など固定費が必要です。
    会計のルールに基づき、当期に発生した固定費は、その期に売れた製品に振り向ける「PL上の売上原価」と、期末の在庫の「BS上の棚卸資産」に割り振ります。
    例えば、業績が悪くなった企業が、期末に向けて製造を拡大して製品の在庫をばっと増やすとします。
    固定費は決まっていると、製品を作る数を増やすと、期末に残った在庫に固定費をより多く割り振ることができます。すると当期のPL上の利益が大きくなります。

    2015年、当時経営が悪化していたシャープは、主力の液晶事業の競争力が落ち、後に台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業に買収されました。
    事業は悪化しているはずなのに、なぜ営業利益(体質改善処理前)が出ているのだろうか──。なぜ棚卸資産が膨らんでいるのだろうか──。
    そう考えていくと、「直感と合わずになんか変だな」と思っていました。
    その後、シャープは、翌期の2016年3月期に、評価減等を理由に棚卸資産関係で775億円の損失を計上しました。
    結局、前期における棚卸資産の増加額を吹き飛ばしても「お釣り」が出る規模の損失を、すぐその翌期の決算の計上することになったのです。全体を振り返ってみると、2015年3月末の棚卸資産の評価は甘めだったのでしょう。


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    (株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役

    評価損を計上すべき滞留在庫を資産にのっけたままにしておいたか、余計な経費を製造原価に紛れ込まれて在庫計上していたか。

    まあ、いずれにしても、古典的な手法です。


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    東京理科大学 大学院経営学研究科技術経営(MOT)専攻 教授

    よくある手口だが、他方で、在庫回転月数見ればわかる。ただ、アップル向けは、サプライチェーンが複雑。これですめば。。。


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