「アスペルガーに生んでしまって申し訳ない」という言葉を、この社会からなくすために。
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会社にもいますし、自分の子供もそうではないかと考えた時期があります。従業員の親御さんとも話をすると、大体の親御さんが勝手に自分の理屈でサポートして自滅していたり、あきらめて目を背けていることが往々にしてあります。
私がいつも親御さんにお伝えしているのは、自分で勝手に抱え込まないことです。健常者と呼ばれる子供であっても、学校や地域など様々なに頼れる機関があります。なぜか自分の子供を恥としてしまって、外部に相談しない方が多いのです。
解決策は、ご当事者でもある筆者の「外部の相談機関を頼れ」に尽きます。この事件は、事件そのものも、裁判も、判決もやるせない気持ちにさせられました。霞が関で働いていたことがあるので、事務次官というポジションがどんなものか身近で見ているだけに余計に思うところがありました。
この長男はアスペルガーだったのですか?
アスペルガーでも社会と自分なりに調和しながらやっていっている人も多いけれども。
一番大切なことはここかなと思います。
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アスペルガーをはじめとした発達障害の当事者・家族が時に精神を病んでしまうのは、発達障害自体が原因なのではなく、周囲との摩擦が原因なのだ。
周囲との摩擦、つまり、周囲からのサポートや理解を得られない環境が一番辛いということです。
父親が事務次官にならない人であったら(つまり、早々に出世コースから外れていたら)、周囲に対して自分たちをさらけ出すことが出来たのでしょうか?
難しい問題です。発達障害といっても、人それぞれ特性の出かたや強さも違うので、一括りにするのは難しいです。
発達障害という診断名がつく人の範囲が広すぎるんです。
定型発達者にいろいろな人がいるのと同じです。
僕もASD(アスペルガー)ですが、運動は苦手というより、得意不得意が激しいです。
球技は苦手だけど足が速かったため、体育祭のリレーではヒーローでした。
そのため同級生からは運動神経が良いと思われています。
また空手も得意で有段者だったため、いじめの対象にもなりませんでした。
短期で腕っぷしが強いため、怖がられていました(笑)
空気を読めないというのは大人になってから会社で言われることはありましたが、学生時代はあまり問題になりませんでした。
大学時代のサークルでは、むしろ人気者だったこともあります。
僕が問題になったのは社会人になってからで、上下関係を無視して意見を言ったり、社内の多数派意見に合わせなかったりしたためです。
いわゆる「大人の発達障害」と呼ばれるタイプです。
これは軽度で大人になるまで問題にならなかった人です。
僕のような診断境界域の人は、診断を受けている人が少ないです。
なんとか社会適応して、隠れ発達障害者として生活しています。
周囲も自分も気付かないためです。
診断を受ける人の大半は、家族や職場の人に手を引っ張られていきます。
僕も発達障害者のブログを読むまで、気付きませんでした。
その後自己分析のため診断を受けました。
インターネットや本で調べただけでは書かれていない、発達障害者の特性があって、それが理解を困難にしています。
発達障害の傾向があると思われる母は、「暴言を吐いたのに後で覚えていない、感情的になるとまったく理屈が通じず、その時の会話を覚えていない、外では気を使うのに、身内にはわがまま。」
精神科医から言われましたが、これらも全て発達障害の特性です。
しかし僕はこれらの特性がないため、母が発達障害とは気付けませんでした。
真面目に記憶障害でもあるかと思っていました。
発達障害専門の医療機関監修のもと、学校で教育をしないと、理解は進まないと思います。
ちなみに僕はASDに生まれて良かったと思っています。
得意な仕事に就けば、上司から仕事が出来ると評価されます。
妻からは「あなたのような裏表のない正直な人が好き」と言われます。