昭和電工と日立化成、統合決めた台所事情
日本経済新聞
10Picks
コメント
注目のコメント
これはあくまでも予想なのだが、日立化成の買収は結構アキレス腱になる可能性を感じる。日立系企業の特徴はよくも悪くも質実剛健であり、階層も多く、非常に日本的な悪く言えば官僚的な組織構造。人が多くなる進め方をするし、確認に確認を重ねていくようなものづくりの姿勢だ。(そんな日立だからこそ、品質不正は驚きだったわけでもあるが。)
日立化成にはグループで2万人を超える人がいるわけで、個々の担当者の業務の棚卸やら事業の詳細を把握するだけでも相当の時間を要することは想像に難くない。どうにかして短期間に不採算事業は売り抜けたいだろうが、果たしてそんなにうまくいくかどうか。日立という会社は日本的な組織でどう立ち振る舞うのが最も望ましいかもよくわかっているように思う。Rikiさんの意見におおむね賛成です。但し日立化成の電池(製品)は元々は新神戸電機がやっていたものでここを吸収合併したもの。製品としての電池は日立化成は当然、多分昭和電工でも持ちきれないのではないか?。多分このあたりがどうなるかが次の着目点では?。