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在米ジャーナリストの岩田太郎さんに、アジア人として初めて1998年にノーベル経済学賞を受賞したアマルティア・セン教授のインタビューをお願いしました。彼は9歳のとき、200万人の死者を出したベンガル大飢饉で、暴徒と化した民衆が教室になだれ込んできてショックを受け、ヒンズー教徒とイスラム教徒の抗争による死者が出た事件にも直面しています。こうした原体験から、貧困撲滅のために経済学者を志しました。日本の経済学者では、利潤だけが企業人の動機付けになるのではなく、倫理観が経済をより良く機能させる、と考えた故・森嶋通夫氏や、故・宇沢弘文氏と親交が深かったことは知っていましたが、アベノミクスの理論的支柱である浜田宏一エール大学教授を高く評価していることは意外でした。現在の世界が直面している資本主義の限界、経済格差とポピュリズムの台頭、GAFAの巨大化、低成長低金利の「日本化」ーーといった視点や問いかけに対し、「不十分な民主主義の実践」「極端に偏った情報や狂気の主張は抑圧し排除するのではなく、より正確かつ筋の通った理性を用いた対話の中で対処すべき」といった考えをもとに真摯に答えるセン教授のコメントは気迫に満ちています。