激戦ドラッグストアで存在感を増す「トモズ」、“働く薬剤師"の真相
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タイのバムルンラード病院も薬剤の準備のために、自動化ロボットを導入しています。2017年に導入して、アジアで一番早かった。
https://www.prweb.com/releases/bumrungrad/pharmacyrobot/prweb773254.htm
タイのような新興国で(新興国だからこそ?)、先進国より早い取組が行われている場合もあります。薬剤師が本来の業務により多くの時間をさけるようにしたとのこと。
という事例はあるので、導入そのものよりも、トモズの場合は、店舗レベルで広く活用しているという点が注目されます。このあたりは、先進国での活用のされ方が新興国と異なる点といえそうです。(メンテナンス体制、適切に使用・管理できる人材、コスト見合い、首都並びに大都市以外での需要度などによって生じると考えられます)
バムルンラード病院の事例は、SPEEDAの新レポート「トレンド」で書いたので、契約者限定になってしまいますが、SPEEDAの検索窓で医療ツーリズムやメディカルツーリズムといったキーワードで検索するとヒットします。相談に活路を見出しているのは正しいと思う。調剤や薬の説明はマシンで自動化が効率的だ。一方で相談はAIに向いてない。なぜなら、相談者自体が「何が問題なのか」を分かっていない事が多々あるあるからだ。この場合「何が問題なのかわからない問題」は今のところAIとの相性は悪そうだ。
飲み合わせ(作用機序含む)に対する医師への疑義照会を機械学習にかけて自動化したのでしょうか?
薬剤師が聞いてない(常備)薬による飲み合わせがないなら、ここの自動化でかなり変わるはずです。そこをクリアできたのなら、Qlife等で薬効成分の検索ができますから、クソだと言われても仕方がない。
薬剤師の存在意義は医薬品を中心とした指導にあるはずですから、これからが勝負。