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現在の中国は、米中対立の構図を避け、米国対国際社会の構図を描こうとしています。そのために、中国は、経済的影響力も行使しながら、主として開発途上国から自国の政策に対する支持を取り付けようとするのです。
もちろん、全ての国が中国の政策を支持することなど実現しないでしょう。しかし中国は、米国が主導する国際社会から孤立するのを、とても恐れています。中国には、1988年6月4日に生起した「六四天安門事件」後に孤立した悪夢があるのです。この時、孤立していた中国に手を差し伸べたのが日本です。
現在、中国は、開発途上国の支持を得て、「中国を孤立させようとすれば、孤立するのは米国の方だ」と米国を威嚇します。実際に、新疆ウイグル自治区でのムスリム弾圧に関して、多くの開発途上国が中国の政策を支持しました。
しかし、中国の威嚇は恐怖や不安の裏返しでもあります。カタールは一時、中国を支持しましたが、その後、中国を支持したことを恥じる、とまで言って撤退しました。シリアも政権が変われば中ロ支持ではなくなるでしょう。中ロとも、陣営維持に躍起なのです。