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「2020年から国内で生産するすべての飲料用プラスチック製ボトルをリサイクル素材で作る」というコカ・コーラ・スウェーデンの方針が発表された一方、日本コカ・コーラは「2030年までにすべてのボトルをリサイクルPET樹脂(90%以上)または植物由来PET樹脂にする」と宣言しています。https://www.cocacola.co.jp/stories/sus_wwwsummary_191020#ath

スウェーデンのPETボトルの回収率は80%程度(自動回収機によるデポジット回収、その他の回収方法による回収率は不明)、これによって回収されたものは基本的にすべて再生樹脂としてマテリアルリサイクルされます。

一方、日本のPETボトルの回収率は98%(リサイクルボックス等での回収が92%、燃えるゴミなどから分別されるものが8%)、リサイクル率は84.6%(2018年)です。
欧州の平均的なリサイクル率は41.8%(2017年)ですので、日本もスウェーデンに負けないPETボトル回収網とリサイクル環境が整っているといえます。

ではなぜスウェーデンの目標のほうが早期に、より厳しく設定されているのでしょうか。
これは、国民の環境意識が高く、消費者からサステイナブルなものが欲しいと企業に対して圧力をかける傾向が強いため、早期に行動をせざるを得なくなっているという理由が最も大きそうです。結局、消費者が求めれば、企業はその通りにせざるを得ません。

日本も海洋プラスチック問題、レジ袋有料化等をきっかけとして、今後も消費者の意識がどんどん高まると予測されますが、環境について本気で考えるようになった消費者がサステイナブルでない企業に対してどのような仕打ちをするか、これに対して企業がどのように応えるか。
先を行くスウエーデンに「未来の日本」を学ぶことができるかもしれません。