20年訪日客、3430万人=政府目標届かず―JTB予測
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「対日関係の悪化で低迷する韓国人客は増加に転じるものの、19年の伸び悩みが拡大ペースに水を差す格好だ」 (・。・;ウーン
今年11月までの韓国からのインバウンド客数は534万人、昨年11月までは686万人ですから、約150万人の落ち込みです。月別に見ると極端で、今年8月から急激に減り始めて8月は前年比48%の落ち、9月は前年比58%の落ち、10月、11月は共に前年比65%程度の落ち込みで、落ちる分はほぼ落ち切った形です。昨年の韓国からのインバウンド客数は年間754万人でしたから、足元の傾向値を見れば、たとえ回復に向かっても、韓国からのお客さんは確かに数百万人減りそうです。4000万人という目標と3430万人という予想の差は570万人ですから、韓国の影響はそれなりに大きそう。
とはいえ2012年以前のインバウンド客数は8百万人前後で推移していましたから、目標未達とはいえ3430人は大変な成果です。足元のホテルの稼働率は全国で80%、東京で85%近くに達していますから、いずれにしても4000万人の受け入れはしんどそう。昨年の韓国からのお客さんは人数では24%強を占めていますが、使ってくれたお金はインバウンド全体の14%程度に過ぎません。ホテルに制約もあることですし、他で頑張ってしっかり稼げると良いですね (^.^)/~~~フレ!訪日外国人旅行者数の増減で過剰に反応する必要はないと思います。外貨獲得を目的とした指標ならば基本は消費額ですが、訪日外国人消費額は旅行者数以上に増えていません。2020年の目標は8兆円なのに2018年は4兆5,189億円しかありませんでした。政府目標としてはこちらの方が問題ではないでしょうか。