【池田エライザ】「東京カルチャー」を、世界に見せつける

2019/12/22
今、置かれている状況を全力で楽しみたい──。
池田エライザはまさに「新たな時代の表現スタイルの開拓者」を地で行く存在だ。
わずか13歳でモデルデビューを果たし、「みんな、エスパーだよ!」や「左ききのエレン」などの作品に出演。実力派の女優として、大衆作品から、作家性の高い作品まで、引っ張りだこになっている。
そして、2019年は自らメガホンを取り映画監督にもチャレンジし、さらに表現者として新たな一歩を踏み出した。
前例にとらわれず、自分の信じた道を突き進む彼女の目に映る、東京の今やカルチャーとは。
その思いをインタビューで大いに語ってもらった。

理不尽に対し「打開策」を考える

──女優にモデル、映画監督と、さまざまな領域で活躍した令和元年を振り返っていただけますか。
池田 平成が終わって、令和になって、人々が新しい時代をつくっていくために前向きになるには、ちょいとばかりせわしない1年だったなって。余裕のない1年だったように感じます。