フィンランドで34歳女性首相が誕生した理由 - 高齢男性ばかりの日本との差は何か
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確かに、日本の政党は、自民党の筆頭に年功序列ですね。その年功序列は、当選回数に基づくものなので、おのずと高齢者が幅を利かせているということになるのでしょう。
けれども、そうなってしまう原因は、必ずしも政党と高齢国会議員だけが悪者なのではなく、フィンランドなどの欧州と比較をして(アメリカもそうだと思いますが)、「政治家になる大学教育とキャリアアップシステム」が日本では確立していないことが最大の理由ではないでしょうか?
ざっくり言って2つ。
大学で真面目に政治学を勉強する学生が少ない。
そして、国家公務員が学卒者を想定した一斉採用の年功序列賃金なので、行政経験者が気軽に政治家と行政の間をキャリアとして行き来出来ない硬直性があります。
その点、欧州では特に(米国でもそうだと思いますが)、政治学を真剣に勉強する人がいます。そして、そのような人たちのキャリアップの道筋がある程度出来ているところが、若い政治家を育てているのでしょう。
ちなみに、マーリンさんの議会でのやり取りをユーチューブで見たことがありますが、とてもしっかりしていて堂々としています。彼女が首相になったのは実力であり、女性だからでもなく、若いからでもないと思います。