新着Pick
525Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
インタビューなので仕方がない部分はあるが、
ワーワーとあちこち話が飛んで、とりとめない
内容になっているなと感じる記事。
北尾さんに記者が押されている場面が、手に取る
ようにわかる。

長いインタビューを要約すれば、①地銀は無駄が多い。だからリストラで収益改善出来る。ポイントは不動産の有効活用と、テクノロジー装備、②証券ビジネスは手数料依存のレガシーモデルにしがみついたらつぶれる。多様な収益構造無しに新しく手数料無料で入ってくるのは無駄だからやめろ、③テクノロジーはいいが、金融商品を扱うんだったらシステムの安全性や情報の扱いによくよく注意してやらないと失敗する。システム屋さんがふらっと来て生き残れるところではないよ、ということだと思う。
ブラフもポジショントークも巧妙に織り込まれているので、それこそ「よくよく注意して」読む必要がある。

①は、普通の不良債権投資ビジネスや企業再生の常道そのもの。今回の背景には、地銀の統合に向けた国策としての独禁法適用緩和(時限措置)があり、それを活用しようとする姿勢はよくわかる。無駄を省けば一定の収益改善はもちろん可能だが、それが「第4のメガバンク」につながるかと言うと、ちょっと説得力がない。「第4のメガバンク」という旗は、地銀を口説くのに役に立つのかもしれないが。
②手数料依存の証券会社が早晩立ち行かなくなるのは、自明のこと。手数料に寛容なのは「余資運用」世代。「資産形成」世代にそれは通用しない。そして、かれらはミレニアルやデジタルネイティブと呼ばれる世代。そこへのアプローチが既存の証券会社にできるかというと、人とシステムがレガシー化しすぎて無理だと思う。SBIといえどもその分野の開拓は模索段階。複数の金融ビジネスを抱えているから、と言う発想では駄目でもっとイマジネーションが必要。
③金融商品を扱うのに中途半端なシステム屋さんや異業種からの参入は難しい、というのはまさにその通り。金融商品というまえに、人のお金を扱う事業をしようと思えば、中途半端なプレーヤーは徐々に弱るのではなく即死する、というのはセブンペイの例を挙げるまでもなく明らか。新規参入予備軍は、逆説的だが「歴史に学び」、ビジネスと規制を解像度を上げて理解し、テクノロジーを磨く必要がある。

というのが、私の受け止め。
SBIの北尾社長へのインタビュー。地銀2行を傘下に収めて、さらに合計で10銀行ほどがすでにグループ入りをしたがっているといいますが、その点について「規模を大きくするだけの合併は、無意味。(略)韓国と北朝鮮をくっつけたら、どれだけの苦労を背負うことになるのか」とバッサリ。テクノロジーによって、新しい収益構造やサービスに移り変わるタイミングを、虎視眈々とビジネス拡大を狙っている雰囲気がにじみ出ています。

なので地銀の買収も、ただ規模を大きくする足し算ではないよと、念を押して繰り返しているのでしょう。

インタビュー内で登場する、ロビンフッドは、米国では超有名なフィンテックユニコーン。株式の取引手数料ゼロで、またたくまに超人気サービスになり、アメリカの金融サービス全体に衝撃を与えています。これもシリコンバレー発のベンチャーです。ご一読ください。
表題の第4のメガバンクの作り方はほとんど語られてないですね。ZHDとLINEの件で、LINE証券どうだとか、当たり前ですが、ポジショントークが多いように感じました。

しかし、最後の「金融業では、中途半端なところが生き残るのは難しいと思いますね。」これは本当にそう思います。色んな業界の法律見てみると分かりますが、規制業界としては桁の違う複雑度で、一朝一夕では理解が難しい。弁護士にこんなビジネスでどうかなと投げても、弁護士が主体的に見てくれるのは今の規制に対応できているかどうか。弁護士に仕事をさせるという感覚で議論するためには、相当な知識レベルが求められます。というわけで参入障壁はかなり高い。

だからと言って、新しい動きが出てこないのは、ぜんぜん違うと思います。

手数料無料なんて、もう何年も前からアメリカではやっていて、アイディアとどう実現するかはだいぶノウハウ溜まってます。それをひたすら上手にローカライズしながら真似をしに行くかたちです。

でも、それだといつまでたっても日本の金融レベルは周回遅れです。他者から学ぶことは大事ですが、

「この世界は、(新しいサービスを)早く出さないとダメなんです。インターネットの世界は、いつだって勝者総取りです。」

とおっしゃる通り、他国でやっていることの真似して日本で新しいぜ!ってゲームは、もう終わりにしたいですね。
地銀が不動産や観光ビジネス等異業種参入したら面白い(現状は銀行法あり壁ですが緩和可能性期待も)。
更にデジタル武装して全国区成る戦略も合理性あると思います。
Fintechも今までは異業種からの金融参入が主流で案外マネタイズも上手く行ってなかったのが実情ですが、今後は金融機関の異業種参入や業務提携拡大とデジタル武装化と言うカタチが増えると考えます。
そう言った文脈からもPBR0.1倍台且つ地域名看板付き小地銀に出資し、既ネット銀行基盤の提供はじめデジタル武装で稼ぎつつ企業価値上げる戦略(実際りそな抜き第4のメガバンクまで成るのは大変でしょうが)は、意外に手堅く面白く興味深いです(スグには無いでしょうが金利上がってくれば笑い止まらないはずで)。
それにしてもSBIさん島根に本社機能移転なんて事があれば(楽天さん二子玉川以上に)チョット驚き。
SBIホールディングス北尾社長の今後の方向性です。第4のメガバンク構想、3年以内に株式売買手数料無料化など方針は明確です。社外役員としてご一緒させてもらって3年近くになりますが、ブレていません。テクノロジーにおいても深く勉強されています。デジタルシフトには、起業家としての胆力、業務、ITへの深い理解が必須ですが、それを体現している数少ない日本の経営者です。他の日本のトップもお手本にして欲しいと思います。
典型的なクソ銭ゲバ
証券業は新しい需要を作る、新しい証券を作らないと先細りです。その点で、地銀に程よく関与して経営資源をうまく引き出すという選択は、手数料競争を座して待つより建設的。バイオよりも建設的です。本来は野村がやるべきなんですが。
"僕らは世界中を調べて、この企業と、この企業と、このテクノロジーは良さそうだと。そうしたテクノロジーで独自のシステムを作っています"
実績から来る信頼、そしてテクノロジー、説得力あり過ぎます
この連載について
2010年代は、多くの大企業がビジネスモデルの変革を迫られ、新たな産業が勃興した。2020年代には、どんな変化が訪れるのか。先行きが不透明なビジネスの最前線を、有識者たちの予測で見通す。