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中国人民解放軍には、展示用の部隊があると言われています。展示用の部隊は、外国の賓客等が訪れた際に見せるための部隊です。以前、人民解放軍の部隊を視察した日本の代表団は、視察した部隊があまりに規律正しく、一糸乱れぬ動きを見せ、隊舎にも生活感がないことから、その部隊が(あるいはその一部が)視察用に準備された部隊ではないかと言っていました。
視察した海軍の艦艇に対しても同様の意見が聞かれましたが、それは、その艦艇に人の気配がしなかったこと、停泊中とは言え、機械の音が何もしなかったことによります。しかし、他にも人の気配や機械の音がしなかった理由が考えられます。
当時の中国海軍は、「日帰り海軍」だったからです。日本を始め、欧米の海軍では、艦艇が家であると教育されます。艦には、常に当直員が残っていて、艦の種々の機械が動いています。艦は常に活きているのです。しかし、中国海軍では、出勤してエンジンをかけ、訓練して帰港したら、皆が帰宅してしまっていました。ですから、寄港している中国艦艇には人の気配がしなかったとも考えられるのです。
また、部隊や施設を外国の賓客等の訪問を受ける際には、記念館のような施設が準備されました。例えば、東海艦隊司令部に初めて武官団が訪問した際、記念館には、その数年前に起工されたことを示す表示がありました。それを見れば、人民解放軍が、いつその施設を解放しようとしたのかが分かるのです。
2000年代前半には、部隊視察の際に、基地の中の農場や養豚場を案内されることもありました。人民解放軍の任務は、戦闘、生産、宣伝、とされているのです。人民解放軍の将軍は、中国の中で最も安全なものを食べているとも言われました。基地の農場で作られる野菜には農薬を使わず、豚も安全な飼料を食べているからです。
各国の軍隊にはそれぞれ特徴がありますが、中国の部隊視察では、中国軍の運用などについて理解できるとことも多いのです。