模倣品との“いたちごっこ”に終わりはあるか?
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注目のコメント
実は私も、模倣品被害にあったことがあります。
ブランド品を某ECで購入したのですが、「10%オフくらいの値段」だったのが、引っかかってしまった最大の要因だったような気がします。
最近では、コメントをお金で買うフェイクレビューも横行しています。
そうした影響で、模倣品被害にあう人たちが周りに何人かいたので、けっこう身近な問題だなと実感していた矢先の取材でした。
環境や地政学的な問題と同じく世界規模での社会課題となっている模倣品リスクについて、みなさまのご意見もぜひお聞かせください。何気にこれからの時代、模倣品自体よりも「フェイクレビュー(偽口コミ)」の方がリスクかと感じます。
ネット通販は今後さらに、レビューや口コミが売上に繋がる重要な要因となるはずです。
もはや、消費者は企業側の言葉はそのまま信用しなくなっている。消費者側が発信する力を持ったネットの影響です。実使用者の声がかなり重視される時代になりました。
この流れの中で、フェイクレビューはかなり厄介です。
Amazonに溢れるフェイクレビューは、まだ中国人が書いたような見るからに怪しいレビューなどが多々ありますが、これも数年のうちに本当かフェイクか分からないようなフェイクレビューになってくるでしょう。
販売者が信用を得るために、フェイクレビューを排除することは、消費者を呼び込む大きな要因となるはずです。
模倣品から少し外れた話になりますが、模倣品ははるか昔からありましたが、これほどのフェイクレビューが飛び交う世界は人類が初めて経験する世界です。(昔は限られた「詐欺師」「嘘つき」程度だった。)
どう販売者がフェイクレビューと向き合っていくのか、法令に及んでくるのか、企業が自助努力を続けるのか、なかなか難しい新しい課題です。ECサイトで売られてしまうと、届いてから模倣品とわかっても、そこから交渉しても面倒ですよね。
模倣品の場合、フリマサイトであっても、無条件で、返品できるようにするなど、法整備も必要と思います。
国内だとこれで良いですが、海外は困ります。
特に中国のECサイトは酷すぎて、よく見るのはゴルフクラブの模倣品です。
人気のあるものほど模倣されやすく、3分の1くらいの値段で売られていたりするので、思わず買っちゃう人もいるのでは。