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5Gが盛んに叫ばれるようになってきたが、しばらくの間は体感できるほどのメリットはないだろう。いま5Gと呼んでいるものは、3G時代から続く標準通信規格3GPPのRelease 15以降を「5Gと呼びましょう」としただけ。つまり、6GHz以下の周波数を使って4G(LTE/LTE-Advanced)と互換性を維持しつつ展開していく。新しい通信方式を使ったRelease16以降では5Gのメリットと言われているものが実装されてくる。スマートフォンで利用している限りでは「どこでもWiFiが認証なしに使える!」くらいの感じではないでしょうか。産業向けではよりメリットが感じられるでしょう。
"5Gの低遅延性、同時多数接続という要件が生きるのは産業用途"
残念ながら当面は一般の消費者が5Gを体験できるのは限定エリア、限定期間のキャンペーンものだけでしょう。プロユースはじわりと現場に広がってきそうな雰囲気です。
5Gは、4G、WiFi、有線Ether、ケーブルの延長線上として位置付け、できるだけ巻き取ろうという魂胆があります。

SSIDとPWを設定するって意外と面倒で、コネクティビティが低いWiFiというのは産業用に用途に管理コストがかかります。SIMで認証して管理すると、意外と平凡なところ、例えばオフィスや店舗でブレークするかもしれません。配線工事は結構大変なんです。

また、エッジAIとの相性も非常によく、これを上手く使うことで、新しいサービスもでてくるでしょう。交差点にAIをつけて、車と連携して交通事故をなくすという仕組みです。

2020年は、5年前のAIのように、いろんなアイデアやベンチャーがでてきて、日本を活性することを期待しています。
エンタメ領域での5Gの活用は分かり易く、潜在的なターゲットは大きいが、まだハードウェアの低価格化やコンテンツの充実が追いついておらず、消費者がわざわざお金を出す段階には至っていない。

なので、企業にお金を出してもらうB2B2XまたはB2Bのモデルで、「新しい顧客体験の提供による需要喚起」であったり、「新しいオペレーションの導入によるコスト削減」のニーズが本丸である、と理解しました。
5Gで東京一極集中から地方分散になるといいですね。育児や介護などのケアが充実しそうです。
高速道路だけ速くなっても、出入り口が詰まったら意味ないよね。5Gの例えです。
個人的にはソフトバンクのCMが5Gをイメージする上では一番しっくりくる。ビジネス、スポーツ、エンタメのあらゆる分野に革新的な変化が起こることを視覚的に感じられる。本格的に浸透するのはもう少し時間が必要だから、今のうちにリーガル分野でもあらゆる準備を。
ところで、5G(に限らないですが)に必要なエネルギー、電力ってどんなもんなんですかね。ネット、モバイル通信は早くから定額制が定着し、無尽蔵に使っていますが、そろそろそういうことも問われる時代なのかな、とふと…
早期に、地方における社会的課題を解消するようなインパクトが欲しいので、カバー率の進捗に期待です。まずは、御執筆の中にもあるヘルステック分野でしょうか。
この連載について
2010年代は、多くの大企業がビジネスモデルの変革を迫られ、新たな産業が勃興した。2020年代には、どんな変化が訪れるのか。先行きが不透明なビジネスの最前線を、有識者たちの予測で見通す。