【清水和夫】「CASE2.0」時代のモビリティ
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注目のコメント
今のところピュア電気自動車市販化は欧州やカリフォルニアのZEV規制をクリアするための手段の意味合いが強い状況です。
クルマ社会が成熟している先進国市場で、真に購買意欲を刺激できる製品を他社より先に世に送り出せるか。2020年は製品としての当面の真価が問われる年になりそうです。
航続距離を伸ばし、モーター車ならではの加速感を楽しめ、スタイリングも居住性も合格点を与えられる。価格も含めてテスラ3が一歩抜けていますが、他社の巻き返しが楽しみですね。
国内について言えば、都市部の住まいは集合住宅が多く、自宅に充電インフラがない間はピュア電気自動車の普及は進まないと思います。充電コストも上がりますし。航続距離の短いホンダeも欧州、日本ともにリース販売で市場の動向を見る構えです。BEVについては、むしろ一時のブームが去り始める兆しが出てきているように感じる。
欧州のLCA規制(①、②)や、中国がHVにシフト(③)している。
①https://newspicks.com/news/4479287
②https://newspicks.com/news/4449660
③https://newspicks.com/news/4048958ID.3とHonda.eでしょうね。結局大衆に受け入れないと浸透しないので。問題は充電インフラをどうするのか。消費者が気にするには、①クルマの価格、②走行距離、③充電インフラです。①と②は何とかなっても、③は大変です。連合組んでも何とかしないと、テスラのスーパーチャージャーには勝てないです。すでに15000箇所以上もあり、まだまだ増えてます。
ジャガーはすでにアメリカ市場で試してダメでした。値段も高いですが、充電インフラの問題だと思います。ポルシェは、特定の消費者層がターゲットになりますが、やはりブランドがあるので、期待出来るできるのではないでしょうか。
VWは、バッテリーパックを買ってくる事業モデルと異なり、セル開発から内製化したので強いと思います。今それが出来るのは、VW、テスラ、BYDだけだったと思います。総合的にバッテリーマネジメントが出来ないと、走行距離も出せないし、コストをコントロールしながら、安全性も確保できないと思います。例えば、テスラは、どんな品質の材料でも、商品に応じて扱えるので、市場に対して幅広く対応出来るそうです。
VW については以下でもコメントしました。
https://newspicks.com/news/4502003/?utm_source=newspicks&invoker=np_urlshare_uid952336&utm_medium=urlshare&utm_campaign=np_urlshare
以下はテスラの寿命16万キロ走行可能なバッテリー技術の記事。
https://newspicks.com/news/4501530/?utm_medium=urlshare&utm_campaign=np_urlshare&invoker=np_urlshare_uid952336&utm_source=newspicks