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【平野暁臣】万博は今もアリなのか

NewsPicks編集部
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  • 村田製作所 商品企画・マーケティング

    万博に想いを馳せ続けている、岡本太郎記念館 館長による万博への問題提起

    個人が異なる解釈をして未来を描ける空間を求めているという論調だけど、そもそもめったなことがないと人がたくさん集まるとこには行きたくない

    愛知万博は名大のオープンキャンパスついでにいきましたが、トヨタのブース以外は記憶に残ってません。たくさん人がいるからこそ、人の多様性を活かせる面白い空間になるといいのになぁ


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    万博は、その国の青春時代の終わりを告げるイベントです。19世紀のロンドン万博もパリ万博も、産業革命と植民地統治に支えられた最盛期に行われました。イベントの趣旨としては、さらに繁栄する未来像を大衆に示す機会であったし、大衆もそれを信じて自分がその一員であることに熱狂しました。しかし、実際は、第一次世界大戦という、近代ヨーロッパの青春の終わりを控えた時期のことでした。1970年の大阪万博もまた戦後日本の青春時代の終わりというべきイベントでした。2010年の上海万博もそうでしょう。
     今後新たに青春時代を迎える国家は、世界中を探してもありません。青春時代の盛りにある(と自分では思っている)国家が、さらなる繁栄の未来像を大衆に啓蒙して熱狂させる、という万博のモデルはもう成り立ちません。
     「未来像を示す」ということ自体は、社会に必要なことで、誰かがするべきことでしょう。世界に問題は満ちており、水不足、気候変動、難民問題、地域紛争、いずれもこれからさらに悪化していきます。しかし、「問いを来客者に突きつける」「課題解決型」といった新しい万博のモデルは、大衆を熱狂させるものではないようです。
     万博で「大衆を熱狂させる」ということからしてあきらめるべきでしょう。そもそも、国家が国民を一体化させ、さらなる近代化、産業化を進める装置であった万博は、もはや機能しません。おそらく、国家が万博の主体となることからしてもう無理があるでしょう。別の開催主体があるべきです。経済成長に依存する型の企業でもむずかしいかもしれません。
     今世界で台頭しているグローバルな勢力、それが何かというと難しいですが、民間軍事会社とかカジノや暗号通貨でマネーロンダリングをしている犯罪シンジケートとか、東南アジアや中南米の麻薬シンジケート、数百万人規模の巨大な宗教ネットワークとか、資本主義の弱点につけ込んで莫大な利益を上げているような集団が一堂に会して、今やっていることや将来計画を展示して見せると、熱狂した観客も相当数集まると思います。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    千里丘陵の竹藪をブルドーザーで切り開いて突如出現した万博は、当時の日本から見ると本当に夢の未来都市。たまたま近所に親戚がいたので飽きもせず何度も通ったものでした。当時世間を騒がせた岡本太郎氏の太陽の塔が今も静かに往時を偲ばせているけれど、あの興奮はたぶん経験した人にしか分かりません。ミッキーマウスと誕生日が一緒ということもあって開業当初のディズニーランドにもディズニーシーにも行ったけど、今に至るまでついぞあれだけの興奮は味わえませんでした。日本が世界の先端を行く先進国になり国民も豊かになったいま、万博にあれだけの興奮を感じることは無いでしょう。でも折角の機会です。停滞を続ける今だからこそ、四の五の言わず万博を機に未来に夢を繋ぎたい (^.^)/~~~フレ!


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