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米下院、トランプ氏を弾劾訴追 来月にも上院裁判、無罪濃厚

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    株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

    ここから1月には上院に送られますが、弾劾成立に必要な3分の2以上の議院の賛成を確保できる見通しはありません。ここまでは見えています。

    「見えている」にもかかわらず、野党・民主党が弾劾訴追手続きに乗り出しているのは目的が大統領の罷免ではなく、大統領選挙を見据えたトランプ陣営への攻撃だからです。要するに政治的パフォーマンスです。こうしたアプローチを感心しない向きが共和党に流れるという声もあります。

    そもそも、トランプ大統領の支持者はトランプ大統領を「そういう人物」と割り切って支持している層が多数でしょう。極端な話、本件のような「低いモラル」を理由にしたトラブルで支持率が下がるのであれば、もうとっくの昔に支持率は地に堕ちているはずです。当選すらしていないかもしれません。

    それでも「今回は度が過ぎている」という思いから支持離れが起きるという可能性もあります。そのトリガーになるとしたら、現在は想定されていない共和党議員からの有罪票が出たりすることでしょうか。その意味で1月から上院で行われる弾劾裁判は「結論」こそ見えているものの、その「過程」には注目する価値はありそうです。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    訴追されたというのは、つまり裁判の被告になったということです。大統領の場合、裁判を行うのは議会の上院、上院議員たちがいわば陪審員で、投票で判決を出す、ということになります。
     陪審員である上院議員の多数を共和党が占めている以上、共和党から造反が多数出て有罪に票を入れない限り、トランプ大統領が罷免されることはありません。しかし、下院で訴追するかどうかを問うた投票では、共和党からの造反はゼロでした。民主党の方では、「訴追しない」に投票した下院議員は2名いましたが(第1回投票)。
     下院での訴追を行うかの投票は2回ありました。
     第1回は、「権力濫用」を問うたもので、これは、ウクライナ政府に対して、軍事支援と引き換えに、民主党のバイデン上院議員について汚職捜査を進めるように求めた件です。
     第2回は、「議会による大統領への調査を妨害したこと」についてで、大統領選にロシアなどが介入したことについて議会で調査していたのを、大統領が妨害したのではないかという問題です。
     2回の投票のいずれについても、共和党からの造反が出なかったのは、嫌疑が弱い、もしくは、選挙において共和党への大打撃になるような疑惑ではない、と共和党議員たちは判断しているからでしょう。この調子だと、上院でも共和党からの造反は見込めません。


  • 米国カリフォルニア州弁護士(専門:移民法)

    トランプ大統領が「クーデター」だと言っています。その根拠ですが、トランプ大統領が当選する前は、従来のエスタブリッシュメントが民主党も共和党も牛耳っていたので、政治家でないトランプ氏が大統領に選ばれた事は、相当ショックだったと思います。その彼らがトランプ大統領を引きずりおろそうとしたと。

    トランプ大統領は、アンチリベラルですが、アンチエスタブリッシュメントでもあります。トランプ大統領以前と以降では、共和党はかなり方針が変わり、マケイン上院議員に代表されるような中道の影が薄くなり、ポピュリスト的になったことは確かです。共和党政治家らはトランプ大統領の人気をみて、トランプ大統領をサポートしないと次の選挙で勝てないと考えたと思います。

    しかし民主党エスタブリッシュメントは、トランプ大統領が選ばれた直後から、弾劾を画策し何かある度に弾劾だ、と言ってきました。それが証拠のないロシアンゲート(ニクソンが失脚したウォーターゲート事件に合わせて)、そして今回のウクライナ疑惑です。もう何でもいいわけです、絶対に再選は避けないといけない。

    ここまでしてトランプ政権を攻撃するのには、「ポピュリストは野蛮だ」というようなイデオロギー的な発想を信じているリベラル政治家もいると思いますが、本当は利権ではないでしょうか。これは推測ですが、いままでエスタブリッシュメントがコントロールしてきた利権が、戦後初めて政治家ではない大統領のトランプ氏によって、かき回されているとすれば、怒るのも無理ないと思います。

    トランプ大統領はお金を儲ける必要もなく、年齢的に考えても退職後の仕事の心配をする必要もありません。何のしがらみもありません。一般の政治家とは全く違う次元で考えているわけですが、それが利権で得してきた政治家にとっては厄介であり、その大統領の再選を阻止するために、弾劾で世論操作を画策してきたのではないでしょうか。それがうまく行かなかったという事です。あくまで推測ですが。

    どちらにしても、よそ者が入ってきた気分だと思いますので、早く出ていってもらいたいはずです。


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