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ここから1月には上院に送られますが、弾劾成立に必要な3分の2以上の議院の賛成を確保できる見通しはありません。ここまでは見えています。

「見えている」にもかかわらず、野党・民主党が弾劾訴追手続きに乗り出しているのは目的が大統領の罷免ではなく、大統領選挙を見据えたトランプ陣営への攻撃だからです。要するに政治的パフォーマンスです。こうしたアプローチを感心しない向きが共和党に流れるという声もあります。

そもそも、トランプ大統領の支持者はトランプ大統領を「そういう人物」と割り切って支持している層が多数でしょう。極端な話、本件のような「低いモラル」を理由にしたトラブルで支持率が下がるのであれば、もうとっくの昔に支持率は地に堕ちているはずです。当選すらしていないかもしれません。

それでも「今回は度が過ぎている」という思いから支持離れが起きるという可能性もあります。そのトリガーになるとしたら、現在は想定されていない共和党議員からの有罪票が出たりすることでしょうか。その意味で1月から上院で行われる弾劾裁判は「結論」こそ見えているものの、その「過程」には注目する価値はありそうです。
訴追されたというのは、つまり裁判の被告になったということです。大統領の場合、裁判を行うのは議会の上院、上院議員たちがいわば陪審員で、投票で判決を出す、ということになります。
 陪審員である上院議員の多数を共和党が占めている以上、共和党から造反が多数出て有罪に票を入れない限り、トランプ大統領が罷免されることはありません。しかし、下院で訴追するかどうかを問うた投票では、共和党からの造反はゼロでした。民主党の方では、「訴追しない」に投票した下院議員は2名いましたが(第1回投票)。
 下院での訴追を行うかの投票は2回ありました。
 第1回は、「権力濫用」を問うたもので、これは、ウクライナ政府に対して、軍事支援と引き換えに、民主党のバイデン上院議員について汚職捜査を進めるように求めた件です。
 第2回は、「議会による大統領への調査を妨害したこと」についてで、大統領選にロシアなどが介入したことについて議会で調査していたのを、大統領が妨害したのではないかという問題です。
 2回の投票のいずれについても、共和党からの造反が出なかったのは、嫌疑が弱い、もしくは、選挙において共和党への大打撃になるような疑惑ではない、と共和党議員たちは判断しているからでしょう。この調子だと、上院でも共和党からの造反は見込めません。
ひとこと補足させてください。ペロシさんは元々、弾劾に相当慎重でした。ウクライナ以前から弾劾にはやるAOCなど民主党左派の意見を抑え、モラーの捜査の後も弾劾に踏み切りませんでした。しかしウクライナの件が明るみに出て、これはもう弾劾しかないという空気に流れました。Adam Schiffが「これがimpeachbleじゃないなら何がimpeachableなんだ」と言っていましたが、民主党主流派の考えをよく表しています。

ですから、もちろんこの弾劾は民主党による政治パフォーマンスの側面があることは否めませんが、決してそれだけでもないことも留意してほしいです。
想定通りですが、下院では可決。しかし、共和党議員が引き続きトランプ大統領を(政治的理由から)支持している以上、上院では可決しなさそうです。

このタイミングで読むと面白いのが、ハーバード大政治学教授スティーブン・レビツキィーとダニエル・ジブラッドの『民主主義の死に方:二極化する政治が招く独裁への道』です。

民主主義の基盤が徐々に崩れ始めている様子が、トランプ政権の分析を通じて具体的に論じてありますし、トランプ大統領の出現をそもそも2016年選挙時に食い止められなかった共和党の責任が重いと論じています。

結果が見えているのに、弾劾手続きを進めようとした民主党が政治的なのか、自らが選挙で有利な立場にいたいから、トランプ政権の存続を許す共和党の方が、政治的で罪が重いのか。

ここ数年米国でベストセラーの一冊、非常に参考になります。
唐鎌さんがコメントされている通りだと思うので、私がコメントをする必要もないか~とも思ったのですが、最近コメント欄が閑散としているので(特に政治)・・・

民主党は、上院では共和党がマジョリティであることは百も承知の上で進めています。
これは来年の大統領選挙を見据えた民主党の選挙戦略の当面の主軸になるのではないでしょうか?共和党議員からは感心しないという意見は確かに聞かれるようですが、クリントン大統領の時は逆の立場だったはずです。

トランプ大統領の支持者は、トランプ氏が下品だろうと暴言を吐こうと、そういう人だから選んでいると思われるので、そちらの指示を下げるということは今の段階ではあまり期待できないと思います。
期待できる効果は2つかと。
1つは、支持を決めていない無党派層への民主党への支持拡大と、トランプ大統領の大きな失言です。
前者はある程度期待できるとして、後者は読めないことです。ツイッターを使った過激な発言が大きな墓穴を掘る可能性は十分あるとして、その罠にトランプ大統領が嵌まるか?という点です。
どちらにしても、しばらくはCNNニュースの討論などは面白そうです。
いかに対立しているとは言え、「魔女狩り」の一言で相手方を排除する政治家ががトップにいる限り、社会の分断は埋まるどころか広がるばかり、という思いを強くしました。草の根レベルで「壁」を乗り越えようと努力している人はたくさんいると思いますが、肝心のトップがその努力をたった一言で吹き飛ばしている、それが今のアメリカの姿のような感じがします。
米国では変な大統領が誕生しても、4年毎に選挙という権力者の暴走を止める仕組みがあること、最悪でも2期で大統領を去ることから、よほどのことがなければ、弾劾で大統領を罷免させることは望ましくないという考えが根強い。弾劾という制度のハードルを下げると、弾劾という制度が政争の具にされる危険性があるのだ。トランプ大統領は、「これはクーデターだ」という言葉で、それを訴えている。その言葉は、国民には響くだろう。アメリカは民主主義の国、良くも悪くも、選挙で決めればよいのである。
もはや意味不明。どう考えても弾劾になるレベルの疑惑ではないし、上院で否決されるのは明らか。トランプ支持者の結束を強めるだけ。民主党の分裂と特にリベラル派が民意を読めてないのが明らかに。トランプ再選がどんどん近づいてきている
米下院、トランプ氏を弾劾訴追。あとは、上院で弾劾訴追は却下されて、幕引きになるのだろうか。この弾劾劇でトランプ氏の再選の可能性が高まったのでは?共和党は「禊ぎが終わりましたね」というキャンペーンを始めるだろう。そうなると民主党の選挙戦術の失敗ということになる。民主党はそのリスクに気づいていないのでは?
弾劾裁判で予備選前半の動きが大きく変わってきます。上院議員の立候補者は陪審員なので動けず。アイオワでリードするブーティジェッジ氏は勝利の後のメディアの注目も限定的になるかと思います。