世間は正しい パナソニックの「忖度」壊すプロ経営者
日本経済新聞
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注目のコメント
一度意思決定が早い世界、実質本位に慣れると、遅い・内向きなのは大変だと思う。
かといって、規模が大きければ影響範囲も大きいので、スタートアップや外野がそれを揶揄するような言い方もフェアではないと思っていて、だからこそ大きい企業を思いっきり変えていることはただただスゴイことだと思う。
また、社内は実質本位でOKでも、社外は様々な異なる常識がある。その上で、やっぱり実質本位でスピードが速い世界が個人的には好き。なかなか忖度文化を壊すのは難しいのよねえ。
経営者は忖度されたら気持ちが良いものね。悪い気はしないからな。
忖度するな!と言われたってサラリーマンはみんな、忖度してしまうのだよな。
(以下本文抜粋)
「日本企業が復活するためには風土を改革し、社員の意識、行動を変えないといけない」。樋口にとってパナソニックを含め、日本企業を最も的確に表す言葉は「忖度(そんたく)文化」だ。どんなに強く「変わる」と言葉にしても、言葉の外にある雰囲気ばかりにとらわれ、無言で順応していく負の「復元力」が日本企業からはどうしても拭えない。外の血をどんどん入れてムラ社会を壊していくパナ。
典型的製造業の中でも、特に北米の破壊的イノベーションに対して危機感を募らせる、ICTやDXに近い同社やNECが特に変革を進めているように感じる。文化を変えるのには時間がかかるだろうが、じわじわ成果が出てきていると感じる。