マスよりも「次なる一人」 アシックスが地道な発信にこだわる理由
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先日、学生達と共にアシックスさんの本社を見学させて頂きました。創業者である鬼塚喜八郎さんの生い立ち、心意気、アイディアに触れ、「目の前の困難」を糧に、情熱を灯しながら、人を信じてモノを作ってきた会社である事を強く感じました。
この信念と確かな技術力こそがブランドの核であり、トップアスリート達が「一周回ってアシックスに戻る」理由かなと。
日本初のバッシュを作った時、滑り止めのヒントが酢の物にされたタコの吸盤だったり、マメができる理由を一種の火傷と突き止めて中の熱を逃がす仕組みをふいごから得たり、きりもみ作戦と称して少ない経営資源を一点に集中させて現状を打開したりと、そんな苦労と工夫の一端に触れてきましたが、今もそのイズムがしっかり生きてているようですね。
ちなみに学生達はすっかりアシックスさんの虜になり、10人中6人が福岡への帰路の途中でオニツカタイガーを買いましたとさ。笑約30年前に「日本人の足にあう靴はアシックスだよ」
と聞いて以来、運動靴は真っ先にアシックスを探します。実際何足か買ったアシックスのバッシュは動きやすくデザインも飽きがこなくて良かった。他社にも良いものはあると思うけど、子供の頃に刷り込まれたこの呪文の威力はすごいなと思います。