【記述式テスト見送り】そもそも、なんのための大学入試改革だったのか、前提を問い直す(妹尾昌俊)
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そもそも、教師の質を全然問わないのが、日本の教育改革なのです。
高校現場に低競争率で入ってる今の若い高校教師に、教育改革やる力量があるのでしょうか?それに、今は一流大学卒の人が、教師になろうなんちゅう人、いないのですよ。その教員組織も、大量採用されていたわりと優秀な先生方が引退してしまって、若い先生ばっかしなのです。
そもそもそんな時期に、文科省がアホな改革やり始めたのが、日本の不運なのです。明らかに、無理があるのです。
大学入試改革だけじゃありません。お金出さずに、教師の給料上げずに、教育改革しよう思っても、教師の中に核となる人いないわけです。現場見ててそう思うのですが、間違ってますか?教育再生は高校学習指導要領改訂より大学入試改革が先というのが政府の方針だった。
「学ぶ内容が変われば、求める学力は変わる」のが先か「求める学力が変われば、学ぶ内容が変わる」のが先か。
教育の効果は長い投資の末にあるもので、焦るほど「AIを使いこなし、AIにはできない、人間にしかできない能力」の育成は遠のく。「入試を変えたかったのではなく、高校教育を変えるための一貫。また、入試改革は手段の一つ。他にもやり方はあるのでは?」との提言。なるほど。
順序を述べるなら後工程から変えるべき。大学予備校になってる高校や、就職予備校になってる大学をどう変えるんですか、と。日本社会/企業が多様性とか尖った人材を本気で欲してくれないと。