日本郵政、3社長の進退で協議 保険不正販売で責任不可避
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郵便局にいくと、郵便、ゆうちょ、かんぽの窓口が並んでいますよね。
そしてカウンターの後ろは特に仕切りもなければ服装で区別されていたりもしない。
その職場環境で金融業界独特の顧客保護や適合性確認の重要性に対する意識が育つはずもなく、近所の顔見知りに対するお願い営業が横行していたことは想像に難くありません。
販売資格はきちんと取ってるにしても、みなさんやはり郵便屋さんなんです。金融マンではない。その方々に金融マン並みのノルマをつけて営業させたのは経営陣であって、その責任は当然とらないといけないでしょう。後になって正解だったと判明するかんぽの宿の売却を時の大臣に政争の具として叩かれて、西川善文元日本郵政社長と共に”石もて追われた“横山社長が出てますね・・・一旦古巣の銀行に戻って日本郵便の社長に返り咲いたらこの問題。最初の記者会見の際の複雑な表情が話題になっていたけれど、社長である以上相応の責任は免れないのでしょう、たぶん。とはいえ私が知る限り、豪腕ではあるけど不正を見逃すような人柄ではないはずです。社長と雖も個人の力ではどうにもならない巨大な”国策会社“の土壌が根強く残っているんじゃないのかな・・・ 巨大な官製ファンドや行政法人が次々出来ているようだけど、そっちの方はだいじょぶか。日本郵政とはなんの関係もないけれど、官製組織の風土がなんとなく気になります (・。・;
3社長が退任してもあまり変わらないかもしれません。
金融機関の中にもご多分に漏れず、上がりのポジションというものがあります。
あるところまで行くと、業務にあまり関わらなくとも、部下が業務を進めてくれるので、理解せずとも何とかなるのです。
これは古い体質の金融機関や、社内外に競争環境の無い金融機関に多いです。
また、金融機関の中でも特定の部署ではそのような部署もあるため、十把一絡げにはできません。
記者会見などではそれが露呈します。
物事の本質が分かっていないので、原稿を棒読みであったり、質問に答えられないのです。
日本郵政グループがどうかは言及しませんが、本質的な民間企業に切り替わる良い節目ではないでしょうか。