銀行インフラ握るNTTデータ 公取委が照準
日本経済新聞
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証券界で言えばNRIがそう。
日本の金融機関は共有化すべき勘定系システム基盤を個別に保有している上に、クリアリング機能肝の精算系は皆NTTデータに握られてしまっているのが実情(年金や保振なんかもそう)。
そして戦略的では無い保守系に7割以上のシステム予算を割いてしまっています(今年で言えば元号対応や消費税対応)。
NTTデータはじめ下請けベンダーも保守系案件ばかりこなすだけなので、収益上がっても技術や業務スキルも上がらない。
金融機関側の経営陣がシステム基盤を丸投げし続けた事が主因であり、少なくとも当社は(それこそ20年前の開業当初は顧客0預り資産0だったわけで)自社製システム基盤に拘り、オープンAPIも2012年から株式取引系含め対応済でAWS上にも展開しています。今更ガチガチの全銀システムに手を入れてもね。公取の守備範囲ではないが、現在の技術で今風に作り直せばコストの低減はできるだろうに。どうせなら送金関連の法律を改正し、キャッシュレス決済関係の会社に銀行と同等の機能を持って別の金融システムを作るくらいのことを目指してくれんのかしらん。そうでなければ手数料0.01円なんて水準にはならない。フィンテック企業とかいっても既存の金融システムに寄生するんじゃ存在価値がない、社会の上澄みを要領よく掠めているだけのこと。